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去る10月22日に実施された衆議院総選挙後、初めての国会が39日間の会期で始まりました。言うまでもなく、我が国の統治は議会制民主主義に基づいています。選挙によって自分たちの代表者を選出し、自らの権力行使をその代表者に信託することによって、間接的に政治に参加しその意見を政策に反映させるものです。 では、代表者を選ぶ選挙の
突如始まった解散・総選挙。小池旋風も鳴りを潜め、与党の勝利となりました。「政局」に失敗した小池都知事ですが、「政策」では参考となる点もあったように思います。特に彼女の掲げた「情報公開」という点は、地方議会ではとりわけ重要なテーマです。 なぜ「情報公開」なのか。行政・議会が常に公明正大であることは当然ですが、ここで強調し
超大型の台風21号は、去る10月22日から23日にかけて本県を暴風雨に巻き込み、倒木などの大きな被害をもたらしました。この時、琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川の南郷洗堰が23日午前2時から1時間半、全面閉鎖されました。また、琵琶湖の水位は22日午後6時にはマイナス2センチであったものが23日午後6時には実にプラス60センチ
20年目の節目を迎える「びわ湖環境ビジネスメッセ2017」が、長浜バイオ大学ドーム(滋賀県立長浜ドーム)において、10月18日から20日の3日間に渡り開催され、私は18日の開会式に来賓出席して参りました。 BtoB(企業間取引)に特化した環境総合見本市としては国内最大級のイベントですが、本年は20回目の記念開催として「
衆議院の解散です。地方自治体は政党政治を行っている訳ではなく、国政とは別の次元で、ある意味で泥臭く、地を這うように市民生活の充実を図ることが求められます。ところが、少なくとも昭和の時代、平成ひとけた時代にはそれでよかったのですが、IT技術をはじめとする高度の科学技術の超速度での発展により国や世界の動きが直ちに地方自治体
國森康弘さんという写真家・フォトジャーナリストの作品に、92歳のおばあさんが小学生のひ孫に見守られて亡くなられる様子をまとめた写真絵本があります。家族やなじみの人に囲まれて静かに逝くその女性の安らかなお顔とおばあさんの手を握り続ける女の子の横顔がとても印象的です。 2025年、後期高齢者と言われる75歳以上の人口は、現
最近、10代をはじめとする若者の活躍が目立ちます。将棋では、史上最年少プロとなった14歳の藤井四段の連勝記録はストップしましたが、先日もNHK杯戦で森内永世名人に勝利するなど、その実力はトップ棋士をも凌ぐ勢いです。AI(人工知能)の活用で才能を伸ばした、新時代を象徴する人材といっていいのではないでしょうか。スポーツ界で
先週の7日、滋賀県議会の自転車議員連盟の有志によるビワイチ体験走行会が企画され、私も思い切って参加してきました。ビワイチとは、自転車で琵琶湖を一周するサイクリングのことで、滋賀県ではこのビワイチを観光の目玉として現在様々な取り組みを進めています。 当日はあいにくの天候でしたが、担当の県職員さんを含めて総勢11名が米原駅
6月の県政ナウで「子どもを虐待と貧困から救う」というテーマで投稿させていただきましたが、今回は医療現場で子どもの貧困がどのようにとらえられているのか、考えてみました。 今、社会全体で子どもの貧困対策が問われていますが、そもそも子どもの貧困とはどのような状況をいうのか。この課題の入門書といわれている「子どもの貧困ハンドブ
真紅に染まるアルプススタンドと大歓声。彦根藩井伊家縁(ゆかり)の母校、県立彦根東高等学校野球部は、開催中の彦根城築城410年祭、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」と相まって、この夏、全国に井伊の「赤鬼」「赤備え」の名前を知らしめてくれました。 そんな藩祖井伊直政が、徳川四天王の一人として彦根に赴任するきっかけとなった
彦根市に開所したジェトロ滋賀貿易センターのオープン記念パーティーに先日、出席して参りました。経済界を中心に農業や行政の関係者の皆さんが多数参加しておられ、会場からは期待の高さが感じられました。 ジェトロは貿易・投資促進を専門とする国の機関で、国内に44の情報センターと海外では55か国に74事務所を構えています。そして情
現在、私は内閣府大臣政務官として経済再生・経済財政政策を担当しておりますが、中でもPFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)の推進は極めて重要な施策です。 本格的な人口減少社会の中で、今後多くの公共施設等が老朽化による更新時期を迎えます。どの自治体でも公的
平成36年(2024年)に滋賀県で開催される第79回国民体育大会におけるカヌー競技の会場が、去る7月24日「能登川水車とカヌーランド」に決定されました。流れのない直線コースを一斉にスタートして競う「スプリント」という競技が行われます。みなさんご存知かと思いますが、能登川水車とカヌーランドでは、毎年能登川青年団主催のドラ
「頼り合える社会をめざして」というテーマで慶應義塾大学経済学部教授の井手英策先生のお話を聞く機会がありました。井手先生は財政社会学の立場から人口減少あるいは低成長が続く社会における社会保障制度のあり方について様々なご提言をされています。 厚労省の「国民生活基礎調査」によると2014年の数字で世帯収入300万円未満が全体
七月は、「びわ湖の日」(一日)、「海の日」(第三月曜日)、「河川愛護月間」など、水環境と私たちの暮らしとの関わりを考える機会が多くあります。 川は、あらゆる生き物、生態系にとって大切な存在です。滋賀県には、一級河川が五〇九本、そのうち琵琶湖に直接流れ注ぐ河川が一一七本あり、ほとんどの川が琵琶湖につながっています。 水系
滋賀県で初となるシートゥサミットが東近江市で開催され、全国から多くの参加者を迎え成功裏に終了しました。この大会は、アウトドア用品メーカーのモンベル株式会社が9年前から全国10か所程度の自治体と共同して開催しているもので、前日のフォーラムや前夜祭もたいへん盛り上がりました。 合併により琵琶湖から鈴鹿の山々までが一つの市に
先日の常任委員会で「近江米の流通状況」について報告がありました。この調査は県議会からの要請を受け実施されたもので、平成27年に生産された近江米がどのように流通・販売されているかなどを調べたものです。10年以上前に私が近江米の流通状況について委員会で質問したところ「把握できない」という答弁であったことを思い出しますと時代
わがまちの歴史文化遺産の一つとして「近代弓道発祥の地」があります。 竜王町は後世の弓術に大きな影響を与えた土地といわれていますが、今から500年前の西暦1500年前後、竜王町川守の武将吉田氏が考案した日置吉田(へきよしだ)流弓術は、弓の操作法や戦術について革新的な技法を考案し、後世の弓道の技術的な核となっていきました。
今の子どもたちの世代では、その半分以上が100歳を超えて生きると言われています。高校や大学を卒業し、60歳の定年まで働いてもまだ40年以上の期間、つまり就職から定年までよりも長い間人生を送ることになります。終身雇用制度の下、一つの会社で懸命に働き、60代で仕事を辞め、退職金と年金で余生を過ごすという人生設計を描いてきた
現在、私は県議会の地方創生・しがブランド推進対策特別委員会の副委員長として現在行われている地方創生の事業や滋賀・びわ湖ブランドの推進について調査研究をしています。特に今年は日本橋において開設される滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」が大きなテーマとなっています。6月定例会の代表質問においても取り上げられ、10月29日の日曜