県政NOW 「しがブランドの推進について」
現在、私は県議会の地方創生・しがブランド推進対策特別委員会の副委員長として現在行われている地方創生の事業や滋賀・びわ湖ブランドの推進について調査研究をしています。特に今年は日本橋において開設される滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」が大きなテーマとなっています。6月定例会の代表質問においても取り上げられ、10月29日の日曜日にオープンされることも明らかになりました。
日本橋といえばかつて全国をまたにかけて活躍し、「三方よし」の精神を今に伝える近江商人にとって大変ゆかりの深い土地柄です。日本橋の高島屋では毎年「大近江展」が開催され、特設会場では滋賀県の物産販売が行われるとともに、レストランでは滋賀の食材を使った料理が提供されるなど大変な賑わいです。この日本橋から全国そして世界へ滋賀の魅力や情報を発信する拠点が整備をされることは誠に意義深く、しがブランドを広く推進するための大きな起爆剤となることは間違いありません。
「ここ滋賀」を立ち上げるにあたっては平成31年度に来館者45万人、経済波及効果や広告効果などで4億5千万円というような具体的な数値目標が掲げられています。こうした数値目標を達成することや観光、移住交流、企業誘致など訪れる人のニーズに対応することはもちろん大切なことですが、ここから滋賀の歴史や文化が力強く感じ取ることができる、また滋賀県民が長い時間をかけて築いてきた名産品や食文化に接することにより、多くの方々に滋賀県を訪れたいと思っていただけることが重要です。
滋賀県はともするとお隣の京都というブランドに隠れてしまいそうですが、びわ湖をはじめとするどこにも負けない自然の美しさ、奥深い歴史や文化、そして近江商人をはじめとする多くの先達が磨き上げてきた将来を見通す先見性など、決して派手ではありませんが、人々の琴線に触れる魅力が一杯です。
だからこそ、私の住む近江八幡市でも多くの観光客がひっきりなしに訪れていただいており、特に、リピーターの方々も多く、訪れるたびに新たな発見があるとおっしゃっていただくと喜びもひとしおです。日々ご苦労いただいている観光ボランティアガイドの皆さんの「おもてなし」もどこにも負けない素晴らしいものです。
日本橋という都心に整備される「ここ滋賀」からこうした滋賀県民の皆さんの思いやびわ湖をはじめとする郷土に対するアイデンティティが全国や世界の方々に伝えられるよう、その機能を存分に発揮することを期待しています。






