滋賀報知新聞の寄稿記事をまとめてご覧いただけます。
実りの秋を迎え、すでに米の収穫を終えられたことと思いますが、酷暑の影響で1等米比率が低下したとの報道がありました。滋賀県においても78・5と前年度より4ポイント低く、また収穫量も減った品種もあり、農業者の収入減は避けられない模様です。生乳の生産、消費量も減退しており、今後の需給は不透明感が続くとのことです。皆さん、もっ
秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋などたくさんありますね。今回おすすめするのは「芸術の秋」です。県立美術館「“みかた”の多い美術館展」 この秋、大津市瀬田の滋賀県立美術館では、「見る」だけではない、様々な方法で楽しむ展覧会を開催します。 美術館といえば、黙って作品を見る…しーんと静かにしなければいけない…なん
令和2年7月の表題の寄稿では保健所業務をはじめとする公衆衛生施策に関連して新型コロナ後の公共サービスについて意見を述べさせていただきました。 その際にもご紹介した平成21年5月に成立した公共サービス基本法ですが、この法律の第11条では国及び地方公共団体は安全かつ良質なサービスが適正にかつ確実に実施されるようにするため、
「安全で扱いやすい大きなボールで、子どもからシニアまで幅広く楽しめる」と、スポーツ辞典にあるのが、ソフトボール競技です。一度はプレーされた方も多いと思いますが、この男子チームの日本一を決める第69回目の選手権大会が、去る9月15日の開会式から19日までの間東近江市の布引グランドと長山グランドで開催されました。全国から勝
今年は9月18日が敬老の日でしたが、いつもこの時期に疑問に思うことがあります。現役バリバリで若々しい方が、戸籍上の年齢だけで、その対象者となることにです。正直違和感を感じざるを得ません。 我が国では65歳以上を高齢者としており、74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と定義しています。しかしながら、平均寿命が短か
農業が危機に瀕しています。今年の農家数は法人もあわせて約93万戸、20年前と比べて半減してしまいました。また、農業従事者の平均年齢は70歳に手が届くところまできており、農村はすでに崩壊の危機をむかえ始めています。 現在、約680万トンを生産し完全に自給できている主食用米の生産は、日本の総人口が1億人を下回る30年後には
9月1日の「防災の日」は、関東大震災が発生した日であるとともに、昭和34年の伊勢湾台風により戦後最大の被害を被ったことから地震や風水害等に対する心構えを育成するため創設されました。それに続くシルバーウイークの敬老を祝う行事の折に「自力では避難困難な高齢の方はうまく避難できるのか」との思いが生じました。 総務省の発表によ
まだまだ残暑の厳しい日が続きます。残暑の時期は決まっており、立秋(8月7日頃)から秋分(9月23日頃)までの間に気温が高く、おさまらない暑さを残暑が厳しいと言います。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り、例年なら秋分の頃から次第に収まっていきます。 しかし、何といっても、この夏は暑かったと感じます。大津市で今年7~8月
「ボクの髪が肩までのびて君と同じになったら約束どおり町の教会で結婚しようよ♪」70年代吉田拓郎が一世を風靡したフォークソング。私の学生時代に最もヒットした名曲のひとつです。こんな曲を口ずさんでいた私たちの世代も、孫を愛でる年齢になってしまいました。 今、日本人の男性で3割、女性で2割弱が結婚経験がないという危機的な状態
「ガリ、ガリ、ガリ、ガリ」と、ヤスリと鉄筆を使いロウ原紙に製版する音が教室内に響きます。 去る、9月4日、5日の両日、都立上野恩賜公園に隣接する東京藝術大学版画研究室におきまして、ガリ版(謄写版)アートのワークショップが開催され、私も4日に見学させて頂きました。このワークショップは、9月1日から9月10日まで同大学で開
2019年7月に滋賀県民の皆さんに参議院議員に選んでいただきました。当初無所属で、子育て支援や流域治水政策等をすすめましたが、政党にはいらないと予算委員会や本会議での発信舞台がありません。そこで昨年9月に国民民主党の会派に入らせていただき、この6月には入党しました。 国民民主党は国会議員21名の小さな政党ですが、8月2
8月の酷暑もようやく陰りが見えて、朝夕過ごしやすくなりました。 8月26日、滋賀県立体育館で平和祈念滋賀県戦没者慰霊式典に引き続き、戦争遺留品返還式が行われました。 戦後78年が過ぎて寄せ書きされた日章旗がようやく遺族の下へ返還されたことで、遺族は「今やっとこれで終戦を迎えられた気がする」と語られています。 同じように
9月に入り、稲の実りや虫の鳴き声に秋の訪れを感じます。しがの公園「シガパーク」について 皆さんは「公園」と聞いて、何を思い浮かべますか。遊具などのある公共の広場をイメージされる方も多いかもしれませんね。 公園には、憩いや癒し、子育て・教育、健康づくり、環境保全、観光振興など多様な機能を持つものがあり、その在り方は様々で
大阪府は8月25日に戦略本部会議を開催して高校授業料の完全無償化について所得制限の撤廃などを盛り込んだ制度案を決定されました。 今後9月に開催される府議会で制度案が可決されれば令和6年度から段階的に所得制限が撤廃されて、令和8年度には公立・私立ともに国と府の負担で高校授業料無償化が実現することになります。 私は統一地方
――1783年7月に、ようやく息子さんのお嫁さんと会う機会があったようですね。そのへんのいきさつを教えていただけますか。 レオポルト 息子は私の同意なしで、その前年コンスタンツェと結婚しましたが、向こうから、まあ、仲直りの意図もあってのことか、ザルツブルクに帰って来て、嫁を紹介すると言ってきたのです。私としては、今さら
「火点は前方の標的、水利はポンプ右側後方防火水槽、手広めによる二重巻きホース、一線延長、定位につけ!」 これは、火災消火の基本的な操作の習得のための手順や消防ポンプの操作訓練開始時の指揮者の第一声です。毎年夏になると時間と操作の正確さを競う「ポンプ操法大会」が全国規模でも行われています。その、消防団員の人数は年々減少し
子どもたちの長い夏休みが終わり、2学期が始まりました。その思いに浸ったとき、「最近あまり子どもの声は聞かないなぁ」との思いに至り、少々考えさせられました。 ある企業の調査結果によりますと、最近の子どもの遊び場所1位は「自宅」92・1%で、2位「公園」49・3%の約2倍に上るそうです。これに対して親世代では「空き地」や「
日本の夏の風物詩といえば打ち上げ花火です。 この時期、全国津々浦々で1万前後の花火大会が開催されており、多くの人々が楽しむイベントとなっています。 打ち上げ花火に近いものを初めて見た日本人は徳川家康というのが定説で、『駿府政事録』の「二之丸立花火」の記事によると、英国王ジェームズ1世の使者ジョン・セーリスが献上し、駿府
現在放映中のNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』の主人公は、日本植物学の父と呼ばれている牧野富太郎博士です。純粋であくなき探究心と天真爛漫な生き方に多くの方が魅了されています。さて、そんな素敵な牧野博士と生前親交があり、「滋賀の牧野富太郎」と呼ばれた方がおられたことを皆さんはご存知でしょうか。 その方は日野町出身の植物
農福連携が広がっています。現在国内で農福連携に取り組む経営体の数はすでに5千を超えていますが、7千を超える日もそれほど遠くはないでしょう。農福連携とは、障害を持つ人たちが農業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会に参画する機会をつくりだす取り組みのことですが、なぜ今これほど農福連携が注目されているのでし