「健康しが」をめざして 「見る」だけじゃない!「さわる」「聞く」「話し合う」…美術鑑賞のススメ
秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋などたくさんありますね。今回おすすめするのは「芸術の秋」です。
県立美術館「“みかた”の多い美術館展」
この秋、大津市瀬田の滋賀県立美術館では、「見る」だけではない、様々な方法で楽しむ展覧会を開催します。
美術館といえば、黙って作品を見る…しーんと静かにしなければいけない…なんだか窮屈そうだな…そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
ですが、この展覧会の楽しみ方は、『さわる知る 読む聞くあそぶ はなしあう 「うーん」と悩む 自分でつくる!』です。
小さな子どものいる家族や、視覚障害のある方、知的障害のある方、外国にルーツのある方など、様々な方と一緒にアイデアを出し合い、理想の「みかた」を提案してもらいました。
展示作品を見ながら、話し合ったり、触ったり、写真を撮ったり、いろいろな「みかた」を体験していただけます。また、自分で手を動かして「つくる」コーナーもあります。全身の感覚を使って楽しんでください。
NO―MA「ユニバーサル・ミュージアム さわる!めぐる物語」
近江八幡市の「ボーダレス・アートミュージアムNO―MA」と「まちや倶楽部」の展覧会では、彫刻や絵画、歴史資料など、会場内にあるすべての作品をさわって体験できます。「さわる」といってもその方法は様々で、寝転がったり、覆われたり、全身を使うこともあれば、音を振動で感じ取るものもあります。「さわる」ことから広がる可能性を楽しむことができます。
多様な感覚を尊重して
「見る」だけにとどまらない「さわる」「聞く」「話し合う」などの様々な鑑賞体験からは、私たちの感覚の多様性に気づかされます。
また、それは人間の多様性を考えることにも繋がります。芸術に触れるとき、一人ひとりの鑑賞体験があり、それぞれの感動があります。私の感動とあなたの感動は違うものかもしれません。でも、どの体験もどの想いも尊いものです。自分が感じたことと、相手が感じたこと、それらをお互いに尊重し合う気持ちが何より大切です。
この秋、アートを通じて、多様な感覚を体験し、新たな世界に触れてみませんか。







