自治刻刻 結婚しようよ
「ボクの髪が肩までのびて君と同じになったら約束どおり町の教会で結婚しようよ♪」70年代吉田拓郎が一世を風靡したフォークソング。私の学生時代に最もヒットした名曲のひとつです。こんな曲を口ずさんでいた私たちの世代も、孫を愛でる年齢になってしまいました。
今、日本人の男性で3割、女性で2割弱が結婚経験がないという危機的な状態が数値で表されています。
政府は、異次元の少子化対策の下に様々な施策を講じていますが、その大半は「すでに生まれている」子どものための経済支援です。もちろんこの支援はたいへん重要なことではありますが、もっと大切なことは、子どもを産むための条件、つまり結婚ができる環境を社会で整えることが重要ではないかと考えるのです。このためには、その前提となる男女の出会いの場を作ることが喫緊の課題ではないでしょうか。
例えば、ここ数年、仲人さんが登場する結婚式は皆無となっています。なんだかんだと言っても、日本における仲人さんの社会的に認められた男と女の「つなぎ役」としての役割は大きな意義があったものと評価できます。
一体いつからこういった形になってしまったのでしょうか。
男女共同参画、女性活躍社会、働き方改革等々立て続けに打ち出される一連の施策が実施されており、これを否定すべきではないのですが、この国を継続的・安定的に維持発展させていくためには、社会や地域を構成していく上において根源的な要素となるべき家族や地域のつながりを強固にする政策が必要なのではないかと思われます。一度立ち止まり、現在の流れがこれでよいのか真剣に考えなければならない時なのではないでしょうか。
私たちの世代が努力しなければならないことは、私たち自身が「仲人役」となり、一人でも多くの若者が結婚につながる機会を創出することです。
若い人たちよ!『結婚しようよ』。






