エリア: 東近江・湖東
◇東近江・五個荘 東近江市五個荘出身の作家・外村繁(一九〇二~六一年)と後妻・てい子との生涯を描く映画「日(ひ)を愛(かな)しむ」の制作が五月から始まる。 外村繁と同じ五個荘生まれの脚本家・深尾道典さん(73)が代表を務める同映画制作委員会が、この秋の公開をめざして計画を進めているもので、これまで余り知られていなかった
◇東近江 地域の伝統文化や自然、科学に興味を持つ子供たちを指導し、人を育てる大人の組織が東近江市内で活動している。これまで少年野球をはじめとするスポーツ面の活動は古くからあったが、運動以外の分野での活動は余りなかった。その中から西堀榮三郎記念探検の殿堂無線倶楽部、蒲生野考現倶楽部、八日市大凧保存会、南部地区まちづくり協
◇東近江・日野町 物質面の豊かさとは裏腹に、現代人は心暖まる交流に飢えているのかもしれない―。飾らないありのままの姿を受け入れ、提供する新たな観光ビジネス「体験型観光と農家民泊」。人と人とをつなぐ観光振興から、地域振興また地域経済活性化を模索する日野町の取り組みを取材した。 町内の農家戸数は十年で一八%、耕作面積は一一
◇東近江・日野町 江戸時代に製作されて百~二百年経った今でも現役で、馬見岡綿向神社の春の祭礼「日野祭」(五月二、三日)に花を添える曵山。豪華絢爛な見送り幕や彫刻など美術工芸に目を奪われがちだが、平成十九年度から始まった「曵山現状調査」で使い続けられる技術力の高さと構造の極みにスポットが当たり、曵山を守る人々の意識に変化
◇東近江 惟喬親王(これたかしんのう)は「木地師の祖」とされ、わが東近江市にとって忘れられない歴史上の人物である。親王は「悲運の皇子」であった。それゆえの伝承が東近江を発信地として、広く全国につたわった。■運命の暗転 惟喬親王は承和十一年(八四四)、第五十五代文徳天皇(もんとくてんのう)の長子として生まれた。幼いころか
◇東近江・安土町 毎年六月に開催される「あづち信長まつり」の武者行列に、手作りの鎧兜(よろいかぶと)を着て参加して、まつりを盛り上げようと、安土町内や近江八幡市から集まった六人の男たちが、紙甲冑(かっちゅう)づくりに取り組んでいる。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら戦国武将らが、姫、宣教師らを引き連れて、安土駅から安土山
◇東近江 湖東と三重県北勢地域との地域経済や文化のスムーズな交流を阻んで来た鈴鹿山系の壁に風穴をあける石榑トンネルが、ことし1月に貫通し、三月末に完成する見通しだ。同時に建設が進められているアクセス道路の完成を待って開通する。 供用が開始されると現道より三十分の時間短縮が見込まれ、冬期の通行止めの解消や通行の安全性の向
◇東近江・能登川 「これおもしろいよ。見て見て」と駆け寄ったり、「これも読んで」とおねだりする子どもたち。楽しいお話にもう夢中で、五百冊もの絵本たちが子どもたちをとりこにしている。絵本の読み語りを行うボランティア「おはなしポッケ」の“えほんのひろば”を覗いた。 おはなしポッケは結成九年目。「子どもたちにたくさんの世界を
◇東近江・近江八幡市 近江八幡駅北口ロータリーの朝、職場や学校に向かう人たちの雑踏の中を、ブルーの同じ車体の自転車が次々と駅舎隣の駐輪場に入る。そして、電車が着くたびに、今入って来たばかりの自転車に別の人が乗って出て行く。ここは、レンタサイクル「駅リンくん」の駐輪場。観光などを目的とした一般的な一回利用のレンタサイクル
◇東近江・蒲生 日本人の心を取り戻す正月。玄関にしめ縄を飾り、初詣でおみくじを引けば木の枝にくくり付ける。さり気ない風習また暮らしの中に、結びの文化が浸透している。実用性と装飾性を兼ね備えた結びの世界を一人でも多くの人に知ってもらおうと、国内外で活躍する日本結び文化学会理事の田中年子さん=東近江市川合町=を訪ねた。 一
◇東近江・五個荘 ママが笑顔なら、子どもはそれだけで楽しい。次代を担う大切な宝ものを地域で育もうと、子育て仲間がつながり合うサークルが各地で誕生している。そのような中、市のファミリーサポートリーダー養成講座を修了し、子育てのオアシス「どんぐりクラブ」を開く山本繭花さんを訪ねた。 ある平日の朝、五個荘中央公園の芝生広場に
◇東近江・能登川 出産したら親になるのではなく、親となるスタートライン。だから一緒に育っていけばいいのよと、優しく接する先輩ママ・パパたち。核家族化や都市化に伴って身近に相談相手がなく、育児書のようにいかない―と子育てに不安を抱えている親たちを支援しようと、東近江市能登川地区を中心に活動する子育て応援団「子育てサポート
◇東近江児孫に美田を残そう 昨年は、ご覧になられた方も多いと思いますが、NHKの大河ドラマ「篤姫」の中に登場してくる幕末最も有名な人物とも言える西郷隆盛の言葉に「児孫のために美田を残さず」というのがあります。 西郷は、手をかけずともよい米が出来る水田を遺すと争いが起こるので残すべきでない、必要以上の財を造り残すのは子孫
◇東近江・安土町 最大角度七十三度、ほぼ垂直の壁に芝生が育っている。しかも、甲子園球場のグランドがすっぽり入るほどの大きさのドーム屋根の上部から地面までが緑の草原状態。急勾配の屋根にどのようにして芝生を植えるのか。世界初の技術「大林式工法」の真骨頂だ。 土を吹き付けた植栽では、雨で土が流れ、農薬や肥料が土壌や水源を汚染
◇東近江・能登川 自然と人間の共生により、豊かな生態系を取り戻そうと、東近江市能登川地区に発足した「伊庭内湖の自然を守る会」(長谷川美雄会長)が、今年で結成四周年を迎える。 守る会は、琵琶湖や伊庭内湖をこよなく愛し、その自然環境を守っていこうと、郷土史や自然保護活動を続ける長谷川代表と、県野鳥の会などで水辺環境保全に取
◇東近江 私は、昨年の九月議会で、市長退任の意志を表明し、今期限り(二月二十六日)で引退いたします。旧八日市市時代から十四年余りという長きにわたり市政を預からさせていただくことができ、いささかなりとも、ふるさとの発展に足跡を残すことができましたことを、大変幸せに、また光栄に思っています。 その間、多くの市民の皆様、議員
◇東近江・八日市 今年の新成人と八日市大凧保存会が制作した20畳敷の八日市大凧が11日の午後、聖徳中学校グラウンドで飛揚され、新成人の門出を祝う。大凧は、2頭の闘牛と「燃」の朱文字、「矢」と「せ」の文字絵を描いて「闘志を燃やせ」と読む、伝統の判じ文になっている。飛揚では、若者の大人の仲間入りを祝し、地域の未来に夢を託す
◇東近江・近江八幡市 親子一緒での舞台鑑賞を通じて感性豊かな子どもを育てようと活動を続けている非営利団体の近江八幡おやこ劇場は、草津・栗東おやこ劇場と共同で、来年一月十八日午後二時から栗東市の栗東芸術文化会館会館さきら中ホールで、かわせみ座によるマリオネット人形劇「ことばのないおもちゃ箱」を開催する。 かわせみ座のマリ
◇東近江・蒲生 新春の朝のひとときを優雅に過ごす「音楽の散歩道」が、来年一月八日にあかね文化ホール小ホールで開かれる。開催時間は、午前十時から同十一時半まで。 今回、演奏するのは“歌曲研究会”。生演奏を楽しんだ後は、お茶を飲みながら休憩し、案内人の東岸佐優里さん指導のもと、参加者全員で思いっきり歌い、ストレスも発散する
◇東近江 八日市郷土文化研究会の中島伸男会長が機関誌「蒲生野40号」に紹介した「世界のミフネの航空兵時代」で、掲載された当時の故三船敏郎さんの写真二枚から、戦時中に陸軍八日市飛行場教育隊に所属していたことが証明された。 今年一月、東近江市が生んだ映画監督・出目昌伸さんを招いて同研究会が催した講演会で、中島会長は出目監督