カテゴリ: 教育
高齢化や慢性疾患の増加に伴い、リハビリテーションの重要性がますます認識されています。その中で地域に根差し、地域の医療福祉の様々な機関と手を携えて教育と研究を提供するリハビリ関係専門職大学が、びわこリハビリテーション専門職大学です。 当大学では、地域との緊密な連携を図るべく、地域の病院や福祉施設と積極的にパートナーシップ
春先から移動制限もなくなり、学生たちから旅行やライブなどに出かけている話をよく耳にするようになりました。そのような話を聞くたびに、少しうれしいような、ほっとするような気持ちになります。3年間、先が見えない中で青春時代を過ごさざるを得なかった彼らにとって、やっと春が来たということでしょう。季節はすでに初夏を迎えていますが
私は、近江商人の三大発祥の地のひとつである「日野商人」の末裔になります。実際、私の父は日野から大阪の呉服問屋のお店(たな)に丁稚奉公し、いわゆる「のれん分け」の後、大阪で呉服屋をしておりましたが、先の大戦で店をたたみ故郷の日野町に疎開し地元の製薬会社に勤務しておりました。私の同級生も、土地柄から殆どの同級生が縁故で全国
約束の仕方が「今日も遊ぼう」から「今日は遊べる?」に変化してずいぶん経ちましたが、大人になった今でも幼い頃の遊びを思い出すことがあるかと思います。いつの時代の子どもにとっても遊びの中での体験は、その後の発達に大きく影響します。 想像力を触発し生活空間を広く豊かなものにする子どもの遊びは、からだを使った集団でのものが多い
2022年4月1日、長崎大学から結核予防会複十字病院を経てびわこリハビリテーション専門職大学に着任した。着任後、滋賀医科大学呼吸器内科主催の市民公開講座で「息切れと仲良く暮らそう」のタイトルで講演をさせて頂く機会をえた。会場のチップルテラスには、満席の市民で溢れていた。講演内容は慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎
本学スポーツ教育学科は、1年次から地域より多くの学びの場をいただきながら地域と連携した実践教育に力を入れています。大学で学ぶ知識や理論を実際の現場に活かすことで、社会の反応を肌で感じ、知見を広げることで企画する楽しさや多角的に考える力が身につけられるのも本学科ならではの特長です。 私が担当する地域スポーツマネジメントゼ
現代社会は、学歴より学ぶ力が重要視されています。特に、地域や人と関わる仕事においては、経済産業省より「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」など、社会人基礎力として必要な能力が提唱されました。 私が在職するびわこリハビリテーション専門職大学では、リハビリの専門的な知識の修得のみならず、実践力を兼ね備えた人
春は桜の下で、夏はプールで、秋は木の実で、冬は雪遊びで、子どもたちと一緒に過ごす園生活を夢見て入学してきた学生たち。短期大学部の児童学コースでは、保育士資格・幼稚園教諭2種免許状が取得できます。学生一人ひとりが、2年間必死で勉学に励み、目標に向かって頑張っております。 私は、35年間の保育現場経験を活かし、一人でも多く
私たちは4年前、「専門学校」から「専門職大学」へ進化するとき、「病気になった人に手を差し伸べる」理学療法から、「健康寿命を延ばす」理学療法にシフトチェンジしました。 日本は世界でも稀にみる超高齢化国です。医療保険や介護保険の財源は潤沢ではありません。これまで、我が国は60歳の定年まで企業に勤め、定年後は年金収入と退職金
「スポーツが健康づくりに対して有益である」。このことは既に周知の事実となっています。 身体をよく動かし体力を高く保つことが、例えば糖尿病などの生活習慣病や心疾患・脳血管疾患の発症予防・重症化予防に貢献し、これらに伴う死亡率を低下させるためです。 しかし、どのようなしくみで体力が向上するのか、年齢や体力が異なる人々に対し
小中学生時代、同居の祖母は慢性関節リウマチと脳卒中による片麻痺を患っていました。歩く介助や、母や妹と車椅子に座る祖母と散歩をした記憶があります。病前から油絵を嗜んでいた祖母のベッド前のテーブルに、母は花や林檎、時に南瓜といったモノを添えては、非利き手で描く祖母の水彩画は数を重ねていきました。やがて家族や親族の協力のもと
間もなく8月を終えようとしています。多くの小中学校が8月末から9月初旬にかけて2学期を迎えます。2学期の始まりを楽しみにしている子どもたちがいる一方、「学校に行きたくても行けない」とか「学校に行くのが怖い」と感じている子どもたちもいます。前日にちゃんと登校の準備をして就寝したのに、朝なかなか起きてこなかったり、起きても
びわこリハビリテーション専門職大学では、卒業時に獲得できるライセンスがあります。その中の一つが、「中級 障がい者スポーツ指導員」です。これは、日本パラスポーツ協会公認のライセンスで、臨床家のPT(理学療法士)、OT(作業療法士)が取りに行くほど大変人気があるものです。全国に初級の認定校は157校もありますが、中級は37
本学ライフデザイン学科健康福祉コースの学生は、介護福祉士の資格を取得し、卒業後は地域の介護福祉施設で介護職に就きます。新型コロナウイルスが流行し始めた時に入学した学生が2年間の学修を修了し、今春無事卒業しました。入学当初は未知のウイルスへの対応や初めてのオンライン講義など不安を感じたと思います。そんな学生も学修を深める
びわこリハビリテーション専門職大学に通い始めて、2年が過ぎました。春の桜や菜の花、麦の穂が風になびく畑、稲刈りの後の圃場、冬の銀世界と、大学周囲の四季には飽きる事がありません。45年前に滋賀医科大学に入学し、その後の大半を滋賀県内で過ごしました。今や、私にとって滋賀県が自慢の故郷です。 滋賀医大に入学した少し前までは、
私が養護教諭(保健室の先生)の仕事を知ったのは小学校低学年の頃です。当時、お世話になった養護教諭が、白衣を着て髪の毛を一つに束ね、学校の中を颯爽(さっそう)と歩かれている姿に勇ましさと頼りがいを感じたことを思い出します。今から考えると、まさに「学校の中で子どもたちの健康を守る専門職教員」そのものであったと考えます。その
健康寿命を伸ばすためには、体力の維持増進が重要な要因であることはよく知られています。近年、体力に関係するキーワードとしてフレイルやロコモ、サルコペニアがあり、これらの発症予防が介護予防につながると言われています。本学では2020年から、介護予防を念頭に健康維持を目的にした「びわこいきいき体操教室」を開催し、地域の老人会
コロナ禍にあって、まる2年が過ぎようとしています。2019年の暮れまでは、誰もこうなるとは思っていなかった世界的なパンデミックです。「ポストコロナ」という表現もしばし使われた時期もありましたが、これからは「with コロナ」の時代に突入した、といった表現の方が正確でしょう。 一方、この3月は、東日本大震災からまる11年
2021年4月に着任致しましたが、心のなかで「ただいま、帰りました。」と故郷に帰ってきた心持でした。高校2年生の夏に旧びわこ学園でボランティアをし、作業療法士を志すことになりました。あれから48年の間、重度障害児・者から離れることなく、作業療法士としての実践と作業療法学の研究を続けさせてくれたエネルギーの源がこの「びわ
私たちが普段行っている生活…献立を考え買い物に出かけ、食事の準備をする、立ったりしゃがんだりしながら洗濯物を干す、化粧をする、掃除をする、赤ちゃんの世話をする、畑で野菜を作る、仕事をするなど…を行うには歩く・立つ・座るなどの基本的動作能力をベースに認知機能、手や身体全体を使ったあらゆる能力を発揮しなければなりません。心