「3期目に挑戦したい」市議会の議員質問に答弁
【近江八幡】 任期満了に伴い来年4月12日に告示される近江八幡市長選挙に現職の小西理氏が「市民の信任がいただけるのであれば、3期目に挑戦させていただきたい」と、出馬する意向を明らかにした。9日の市議会で岡田彦士議員の質問に答えた。来年の市長選に出馬表明したのは小西氏が初めて。
小西氏は出馬の理由について「近江八幡市の未来の基礎を築きたい」とし、答弁の中で4つの方針を語った。
1つ目は、災害対応として庁舎前に計画している「市民ひろば」を避難場所および市民活動の場として整備することや、避難所(学校体育館等)の空調設備の充実など災害対応を進める。
2つ目は、現在、進めている中学校の部活動や教員の働き方改革に繋がる子どもの教育環境の構築を促進し、子どもたちとゆとりを持って向き合い、将来を見据えた教育現場がしっかりできる改革に取り組む。また、スポーツ、芸術文化にふれあえる機会を増やし、子どもたちが生きていく力を養う上で様々な体験の機会を増やす。
3つ目は、若者が都会に出て行かなくても(近江八幡で)家族を持ち、楽しく人生を送れるまちになるようにするため、都市計画の見直しにより研究所などの企業誘致を図り、若者の就業支援や起業支援施設の整備を進める。
4つ目は、近江八幡市の農業が安心、安全でおいしい食を提供し、最終的に自給自足をめざし、自然、歴史をしっかり守りながら、循環型社会の基礎づくりを進めたい。
また、地域の担い手不足の深刻化や事業参加者の高齢化、地域活動への無関心化など、地域社会が抱えている課題解決に向けて、若い世代が小さなことから参加できて、地域でコミュニケーションを育む取組みが重要との考えを示した。
このあとの記者会見で、小西市長は「1期目の公約は、ほとんど実現したが、2期目については、1期目で見えてきた課題に取り組んでいるが、実現途中でやり残していることがある」と話した。
初当選の選挙で争点となった新庁舎建設については「当初の計画通りの小さな庁舎はできた。(最初の)計画にあった地下工事をなくして建設コストを抑えたが、物価高騰の影響で工事単価が平米40万円から70万円に上昇したことは、想定外で残念だった。しかし、床面積を抑える小さな庁舎にしたことにより、たとえ最初の庁舎の建設費を超えたとしても、将来の負担(維持費)は減らすことができる」と話した。







