来年度の県政運営方針と主な課題を協議
【県】 今年度県議会2月定例会議に開会向け、県庁で県議会各会派と三日月大造知事との政策協議会が行われた。
各会派との協議の冒頭、来年度の県政運営方針について三日月知事は「琵琶湖をはじめ自然の中でともに生きること、世界とともに生きること、全ての人と生きものと未来へともに生きることを大事に、『輝く今をともに生きる健康しが2・0』を作っていける1年にしていきたい」と語った。
続けて、来年度の重点テーマとして「大阪・関西万博」、「国スポ・障スポ」を挙げ、「この2つのビッグイベントを契機とし、『レガシー2025』として、子ども若者、サスティナブル、いのち・人、魅力・つながり、共生の5つのテーマでレガシーの創出と定着を目指していく」と語った。
来年度県政の施策については(1)子ども子ども子ども(2)ひとづくり(3)安心安全の社会基盤と健康づくり(4)持続可能な社会、経済づくり(5)CO2ネットゼロ社会づくりやMLGsの推進――の5本柱で取り組みを紹介した。
三日月知事が掲げた主な施策は次の通り。
▽滋賀県子ども基本条例案を2月県会に提出する。▽様々な体験プログラムを「滋賀の子どもの夏休み」として束ね、新しい暮らし方の提案、暮らし方改革の一つとして提供、発信していく。▽学校給食を地産地消で届ける仕組みづくりをスタートさせる。▽高校生の昼ご飯を楽しく、おいしく、負担を少なく仕組みづくりの検討を始める。▽「パートナー滋賀プラン」の改定に向けた議論とプランに掲げる目標を踏まえて発行を目指している「ジェンダー平等債」の発行準備。▽県立高専の2010年開校に向けた準備を加速。▽南海トラフ地震を想定した防災、減災、国土強靭化の推進。▽「トクリュウ」対策や再犯防止地域支援ネットワークの構築の検討。▽ライドシェアや自動運転の試行を始めるとともに交通税を含めた負担分担、財源づくりの見通しを定義できるよう取り組む。▽企業や大学による生物多様性保全の取り組みを促進。▽水産資源の回復と水源の「やまの健康」を高める。
また集中的な取り組みとして「県北部地域の振興」について、プロジェクトを進化発展させていく。
まとめとして、「県民生活の向上、滋賀の生活に必要な投資を今後も継続していくためには財政の持続性、安定性の確保、最適な組織体制の構築が重要かつ不可欠だ」とし、「財源不足への対応には財政調整基金や県債の活用も念頭に置き、収支均衡を図り、組織体制の構築も施策の着実な推進と業務のバランス、人員と時間の有限性も十分考慮した適正な人員配置を進めていく」と語った。
各会派の議員らからは、県の企業誘致に関する課題や大手企業が県外へ本社機能を移転させたことによる県への影響、子ども関連施策などについて質問が挙がり、2月14日から開会する2月県会で改めて議論を深めていくことが確認された。







