県内小学校に配布、給食指導での活用に期待
【全県】 県立総合病院(守山市守山5)では、このほど小学1年生とアレルギー児童のいるクラスでの給食指導に活用できるアレルギー啓発用絵本「たまごアレルギーのあおいくん」を作成し、県内の全小学校、特別支援学校などに配布した。
同院によると、食物アレルギーを持つ子どもは近年増加しており、園や学校の給食では、アレルギー除去食(代替食)の用意や配膳の工夫、他の児童と席を離すなど、アレルギーを持つ子どもがアレルギー原因食材に触れたり誤食することのないよう、慎重な対応がされてきた。
また、これまでもアレルギーを持つ子ども目線での絵本や教材は数多く出版されているが、アレルギーを持たない子どもたちに向けた教材の種類は比較的少ない現状がある。
滋賀県アレルギー疾患医療拠点病院でもある同院では、それらの点に着目し、特に給食が始まる小学1年生を対象にアレルギーを持つ子どもも持たない子どもも一緒にアレルギーについて学べる同絵本を昨年12月に作成した。
同絵本は、食物アレルギーの「特定原材料8品目」、「アレルギー症状」、「食後の運動により症状が誘発されるリスク」などを分かりやすく説明し、アレルギーを持たない子ども自身が配慮できることを伝える内容となっている。
監修は、同院小児免疫アレルギー科の阿部純也医師が行い、「旅する絵描き 木の葉堂」の白澤裕子さんが柔らかなタッチのイラストを添えている。
同院では、各小学校に1冊ずつ配布したほか、給食指導などで活用する際には児童の人数分の貸し出しも予定している。
同院は、今月から県立小児保健医療センターと統合して事業を継続している。問い合わせは同院小児保健指導室(TEL077―582―6200)へ。







