県と県警が緊急対策プランを作成
【県】 現在、「トクリュウ」と呼ばれる「匿名・流動型犯罪グループ」による強盗が関東地方を中心に増加している。その被害が県に拡大してもおかしくない状況にあることから、県と県警はこのほど「トクリュウ・闇バイト・詐欺・強盗 緊急対策プラン(骨子)」を策定し、県民に強く注意喚起を始めた。
「トクリュウ」は、SNSや求人サイトなどを利用して犯罪実行犯を募り、匿名性の高い通信手段を用いるなどして結びついたメンバー同士が役割を細分化させ、その都度メンバーを入れ替えながら、強盗事件や特殊詐欺、SNS型投資、ロマンス詐欺など様々な犯罪を敢行する。
「トクリュウ」による被害から県民を守り、また、県民を加担させないために策定された同プラン(骨子)の内容は次の通り。
▽「『トクリュウ』による犯罪から県民を守るための対策」(県・県警)=(1)市町、関係機関・団体、事業所などと連携した情報発信活動の実施(2)職員が県民と接するあらゆる通常業務・活動を通じて注意喚起を全ての県民に横断・網羅する「滋賀県民 オール・トレイル作戦」の実施(3)メディア、SNSを活用した対策の推進(4)自主防犯活動の強化(5)相談体制の構築・整備。
▽「『トクリュウ』に打撃を与えるための対策」(県警)=▽「トクリュウ」の実態解明▽「トクリュウ」の取り締まり。
記者会見で同プラン(骨子)について紹介した、三日月大造知事は「強い危機感から、骨子段階で主な内容を発表し、強く呼びかけることにした」とし、「来年1月までには関係機関との協議を終え、プランを完成させたい」としている。
県は今後、闇バイトから県民を守る知事メッセージ動画などを通じ、啓発を強めていく。






