ブラジル・リオグランデドスール州知事来県
【県】 県の姉妹都市であるブラジル・リオグランデドスール州のエデゥアルデ・レイテ州知事がこのほど初来県し、三日月大造県知事と今後の友好交流に関する確認書を交わした。
ブラジルの最南端に位置する同州は同国最大の湖・パトス湖を有しており、同じく日本最大の琵琶湖を有する滋賀県と1980年に友好姉妹県州協定を締結、これまで相互に交流を深めてきた。同州の知事が来県するのは2017年以来で、レイテ知事は19年の就任以来の初来県となった。
レイテ知事は州政府関係者や州議会議員らを含む20人で県を訪れ、大津市内のホテルで三日月大造知事と会談した。
会談では、まず三日月知事が同州で今年4月末から続いた豪雨により甚大な被害を出したことに関し「防災や治水に関する知見や経験を県と州で共有していきたい」と述べ、「来年45年になる友好姉妹交流をさらに発展させるために、県から州への訪問団を準備したい」とレイテ知事に直接伝えた。
レイテ知事は「州と滋賀県は何百キロメートルも離れているが、私たちの長い関係の中でお互いに学びあっていきたい」とし、「特に気候変動に関しては、滋賀県では様々な経験があると思うので、それを学んでいきたい」と語った。
続けて協定45周年に向け、人的交流をさらに活性化させることを目的に、▽気候変動の影響で頻発する自然災害をともに乗り越えていけるよう、治水に関する知見の共有を進める。▽「世界湖沼デー」の制定など、世界における湖沼環境・淡水資源保全に向けた動きに呼応し、両県州が連携して湖沼の重要性を世界に発信していくことを目指す。▽両県州の交流の証であり、リオグランデドスール州の人々の憩いの場となっている「滋賀公園」(同州ポルトアレグレ市)の維持・管理について協力して取り組んでいく――の3点を盛り込んだ確認書に両知事が署名した。
また、会談の最後には、同州の水害に対し、県が募集している支援金から104万円余が三日月知事からレイテ知事に贈られた。
会談後、記者団の取材に応じたレイテ知事は「州と県の関係はこれから国レベルや民間同士など、どんどん広がっていく」と期待を語り、三日月知事は「これからもリオグランデドスール州といろんな交流の可能性を広げ、作っていきたい」と語った。







