県内の実態に迫る調査結果公表
【全県】 県立琵琶湖博物館(草津市下物町)が設けているフィールドレポーター制度ではこのほど「近江のナレズシ県民大調査」の成果を公表した。
ナレズシとは魚を塩と米などで乳酸発酵させた食品で、その代表にフナズシがある。「近江のなれずし製造技術」は昨年、国の登録無形民俗文化財に登録されている。一方、県内の実態調査に関しては、1992年の県職員有志による調査以降、行われてこなかった。
同館フィールドレポーターは昨年、ナレズシに関するアンケート調査を実施。県内外から2893件の回答を得て、そのうち県在住者2128件の回答の分析結果を「フィールドレポーターだより」58号としてこのほど取りまとめて公表した。
同調査によると、県内在住者の約75%がフナズシを食べた経験があり、92年の調査(約85%)より減少していたが、フナズシを家で漬けている人は約13%で、92年調査時(約15%)とあまり差はなかった。
さらに、10年前と比べて食べる機会が減った人は約34%いたが、機会が増えた・最近食べるようになった人も約21%おり、フナズシ以外のナレズシも40種類以上検出された。
同「フィールドレポーターだより」は同館ホームページ(https://www.biwahaku.jp/2024/10/58.html)でダウンロードできる。






