触らず専門機関に相談を
【全県】 県東部を流れる犬上川でオオサンショウウオの目撃情報が複数、県立琵琶湖博物館や近隣市役所などに寄せられたことを受け、同博物館学芸員、滋賀のオオサンショウウオを守る会会員、長浜バイオ大学の研究者らが調査した結果、特定外来生物に指定されているオオサンショウウオ交雑個体であることが判明した。同博物館では「屋外でオオサンショウウオ類を見かけても、安易に触ったり、捕獲はせず、必ず近隣の自治体や専門機関に相談を」と呼びかけている。
同博物館によると、調査ではオオサンショウウオ類がいることを目視で確認し、その特徴が在来種と外来種の交雑個体に似ていたことから、近畿地方環境事務所と協議の上、文化財保護法と外来生物法を順守したかたちで同個体を捕獲した。
捕獲した個体は全長134センチメートル、体重17・16キログラムと非常に大型で、DNA分析の結果、オオサンショウウオとチュウゴクサンショウウオの交雑個体同士がさらに交雑した個体であることが確認された。犬上川でのオオサンショウウオ確認例はこれまで一度もないことから、今回発見された個体は人為的に他の場所から持ち込まれた可能性が高いとみられる。
在来種のオオサンショウウオは特別天然記念物に指定されており、許可がないと触ることや捕獲はできない。また、交雑により生じたオオサンショウウオは飼育や生体の移動が禁止されている。







