武村 透明性のある政治改革が必要
出路 政治家が責任を持つ政治に
佐藤 自民党政治を今こそ変えるとき
北野 政治に疲弊している国民の選択肢に
【全県】 27日に投開票を迎える第50回衆議院議員選挙で滋賀3区(草津市、栗東市、守山市、野洲市、湖南市、甲賀市)から立候補したのは届け出順に次の4氏。自民前職で前農林水産副大臣の武村展英氏(52・4期=公明推薦=)、維新新人で元法務省職員の出路真吾氏(41)、共産新人で党県委員会元民生中央委員の佐藤耕平氏(42)、参政新人で元企画会社社員の北野裕子氏(39)。都市部から農村部まで広がる3区では有権者の層も広い。選挙戦終盤に突入し、幅広い3区各地での各候補者の論戦がさらに熱を帯びる。(羽原仁志・古澤和也)
武村候補
野党側が争点に挙げる「政治とカネ」の問題に対し、公認会計士の立場から自身はクリーンに取り組んできたことと「自民党は解党的出直しが必要だ」とし、選挙後には透明性を持たせた政治改革に取り組んでいくことを強く述べる。知名度の弱かった旧4区のエリアも含め、選挙区を細かく回りながら、農林水産副大臣として持続可能な農業への思いや県内の大渋滞解消に向けたインフラ整備に注力してきたことなどを訴え、保守層を中心に支援者を固める。
出路候補
「本気で政治の透明化を進め、信頼ある政治を目指したい」と政治とカネ問題による政治不信の払拭を掲げた政治改革を強調。「政治家自らが会計責任者となり、責任を持って政治に取り組みたい」と訴える。選挙戦では無党派層や一般市民の支持拡大を狙い、地元草津をはじめ、JR沿線都市では党幹部の応援演説を重点に開くなどして知名度の向上にも注力。比例票も見据え、新しく3区に入った甲賀、湖南の票の掘り起こしにも地元支援者らと力を注ぐ。
佐藤候補
「暮らしが良くなる希望が持てない貧しい政治にした自民党政治を今こそ変えるとき」と訴え、経済対策と戦争を起こさせない外交の重要性を発信する。駅前などで街頭演説を繰り返し実施、「社会保障の充実、最低賃金時給1500円への賃上げと労働時間の短縮はセットで行わなければならない」とし、「暮らし応援で経済再生へ」と力を込める。党の地区委員会や3区市民の会などの応援を受け、比例区での党の議席増と併せて支持拡大の呼びかけを強める。
北野候補
教育を重点においた政策を呼びかけ、「若者が政治に興味を持たないと同じ政治が続く。主婦目線で分かりやすく伝えたい」と若年層の政治参加を訴える。地元守山で毎朝駅立ちし、子育て世代が集中する草津、南草津、野洲の駅周辺などベッドタウン中心に支持拡大を図るほか、自民の代わりとなる受け皿とも位置づけ、保守層の比例票も視野に。賃金増を目指した消費税減税や社会保障の最適化なども掲げ、「政治に疲弊している国民の選択肢になれば」と声を上げる。










