参院選予備選挙に高まる関心
【全県】 来年実施される任期満了に伴う参議院議員選挙に向け、このほど自由民主党滋賀県支部連合会が県庁で記者会見を開き、滋賀選挙区(改選数1人)への擁立を目指して実施した候補者候補公募で選ばれた最終選考に臨む3人を発表した。同県連にとって次の参院選は議席奪還をかけた戦いでもあり、今後、党員らによって行われる予備選挙の行方に関心が高まっている。(羽原仁志)
県内各地で立合演説会も
党の信頼回復への一助となるか
同県連では、次回参院選の候補選考について党員から「幅広く、オープンに選考するべき」といった意見が挙がったことを踏まえ、2010年の参院選以来となる公募での候補者選定を行うことを決定、県連内に参院選選考委員会(委員長・小寺裕雄衆議院議員)を設置した。
7月15日~29日の期間で公募を呼びかけたところ、男女5人から応募があった。その後、書類審査、論文審査、面接審査が行われ、今月12日に最終選考に臨む次の3人(届け出順)が選任された。
▽笠原真吾氏(37)。大津市で生まれ、東近江市で育ち、近江八幡市在住。元厚生労働省職員。医師。医療機器関連工業会理事。自民党国会議員アドバイザー。
▽宮本和宏氏(52)。大阪府出身。元国土交通省職員。2011年2月から守山市長を3期務め、その後、今年6月までOECD(経済開発協力機構)に勤務。
▽川島隆二氏(53)。長浜市出身。同党橋本派の派閥(平成研究会)事務所勤務などを経て、2007年から長浜市選出の県議会議員として活動。現在5期目。
記者会見では、笠原氏は「政策立案能力とこれまでの経験、若さで政治に新しい声を求めていく」、宮本氏は「必要な改革を行い、日本の輝きを取り戻す」、川島氏は「党を立て直すのではなく、作り直す思いで揺らいだ信頼を取り戻していく」と3人それぞれが豊富と意気込みを語った。
同県連によると、9月12日の同党総裁選告示に合わせて同予備選挙も告示され、投票用紙と候補者公報が党員などに発送される。党員らは26日までに大津郵便局留置で投票する。また、26日までは、県内各地で3人による立合演説会と街頭演説を複数回実施。翌27日の党総裁選後に同予備選挙が開票される予定となっている。
記者会見で、小寺委員長は今回の公募について「公募のプロセスも含めて自民党が新しい形で国民の皆さんにオープンにやっていることを見せていかなければ信頼回復はなかなかおぼつかないという危機感の表れ」と認識を語りつつ、「党として誰が選ばれても恥ずかしくない3人が残った。予備選挙後は一致結束して来年の参院選に向かっていく」と期待を述べた。







