「県民の歌」楽譜公開
【県】 県では9日まで県庁本館1階の県民サロンで、作曲家・古関裕而氏が手がけた「滋賀県民の歌」の自筆譜を公開している。
古関氏は1909年、福島県で生まれた。30年に日本コロムビア専属作曲家となり、以来、戦前から戦後にかけて数々の歌謡作品を発表、作曲作品総数は5000曲にもおよぶ。全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や東京オリンピック選手入場行進曲「オリンピック・マーチ」などの作曲で知られ、現在放映中のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公・古山裕一(演・窪田正孝氏)のモデルとして改めて注目を集めている。
県では、ドラマの放映に応じて資料を探していたところ、手書きの「滋賀県民の歌」楽譜を発見、福島市古関裕而記念館に確認したところ、筆跡などから古関氏の手によるものであることが明らかとなった。
「滋賀県民の歌」は54年に県が県民から歌詞を公募し、作曲は当時著名な作曲家として活躍していた古関氏に依頼して作られた。古関氏は「作曲にあたって歌詞の明るさ、柔らかさから、なるべく歌いやすい、多くの人に歌われるような作曲にするよう努めた。これならきっと親しまれると思う」とコメントを残している。
今回の展示では、発見された楽譜の他、古関氏が手がけた県立彦根東高校校歌の楽譜のコピー、古関氏のサイン色紙などを展示している。閲覧無料。開館時間は平日の午前8時30分~午後5時15分。







