湖南市のシンコーメタリコンが契約
【湖南】 溶射専業メーカー「シンコーメタリコン」(湖南市吉永)がこのほど、滋賀銀行が実施している、企業活動の環境・社会・経済に及ぼすインパクト(前向きな影響と後ろ向きな影響)を包括的に分析・評価し、特定された前向きな影響の拡大と、後ろ向きな影響の低減に向けた取り組みをサポートする融資「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の評価を受け、契約を締結した。
同企業は、産業機械などに金属やセラミックスなどを溶かして吹きかけ、様々な機能を付与する溶射手法の実験、研究をする合同会社メタリコン工作研究所として1933年に京都市で創業。以来、技術革新を進め、67年に現在の社名に変更。83年に事業拡大し、湖南市に新本社工場を移転した。2033年の創業100周年に向け、「未来にツナグ NEXT(ネクスト)50プロジェクト」とし、溶射技術の普及促進・溶射技術の高度化・人を大切にする職場環境整備・地域社会との共存・カーボンニュートラル社会への対応などを重要課題として中長期的に必要となる各種施策を計画的に進めている。
滋賀銀行では同企業の「溶射による社会・産業インフラの長寿化と高機能化」の取り組みを社会的、経済的、環境的側面で前向きな影響を増大させると評価、また、育休制度の充実や女性活躍企業の認証取得など「働きがい創造と人を大切にする経営の普及」の取り組みを社会的側面で前向きな影響を増大、後ろ向きな影響を抑制させる、オープンファクトリーや地域イベントへの積極的な参加など「地域社会の活性化」の取り組みを社会的側面で前向きな影響を増大、CO2排出量の削減など「環境負荷の低減」の取り組みを環境的側面で後ろ向きな影響を抑制していると評価した。
同融資の契約締結記念の式典は同企業で行われ、同行甲西中央支店の加納大樹支店長から同企業の立石豊代表取締役に記念の盾が贈られた。
立石代表取締役は「これからも『人を大切にする経営』を実践し、『溶射による社会・産業インフラの長寿化及び高機能化』、『地域社会の活性化』、『環境負荷の低減』を実現していく」とコメントしている。







