歳入・歳出ともに前年度を上回る見込み
【県】 県財政課はこのほど、令和元年度の県一般会計決算見込みについて発表した。
同見込みは5月29日時点の推計で、例年7月末頃に確定した数値などを取りまとめ、改めて発表される。
同課によると、決算規模は歳入総額5447億円、歳出総額5403億円となる(表参照)。歳入・歳出ともに前年度(平成30年度)を上回り、7年連続で5千億円台を維持する。また、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支は9億円程度のプラスとなる見込み。
歳入では、県税収入は、個人県民税、地方消費税の増収により、全体として21億円程度増加し、県税収入は7年連続で増加となる。
地方贈与税は地方法人特別譲与税などの減少により6億円程度の減少、臨時財政対策費を含む地方交付税は、前年度比66億円程度減少する。
財政収支見通しの前回再試算(昨年8月)と今年3月の再試算の比較では、今年度当初予算において、法人二税を中心とした県税や地方譲与税などの一般財源総額が前回の試算を下回ったことなどにより、2026年度までの財源不足額は約118億円拡大した1183億円となっている。
歳出では、義務的経費は前年度比24億円程度減少、投資的経費は前年度比164億円程度増加する見込み。
県債発行額は、前年度より33億円程度多い761億円程度、臨時財政対策債を除く県債残高は前年度末より105億円程度増加し、6337億円程度になるとしている。また、臨財債を除く県民1人あたりの県債残高は前年度比7千円増の44万8千円程度になり、臨財債を含む場合は前年度比6千円増の77万円になると見込んでいる。
財源調整のための基金の残高は、前年度末を29億円程度上回る326億円程度を確保し、「県行政経営方針2019」の目標「毎年160億円程度を維持」は達成できる見込みとしている。







