県社協が毎週木曜日に実施
【県】 県社会福祉協議会(草津市笠山7)では、「毎週木曜日のひきこもり電話相談の活用を」と広く呼びかけている。
同協議会は2015年9月から、ひきこもりの人と家族の支援に取り組んでおり、19年10月からは社会福祉法人さわらび福祉会(甲賀市水口町水口)が運営する甲賀湖南ひきこもり支援「奏―かなで―」の協力で「ひきこもり電話相談」を開設、同協議会と「奏」の相談員が相談者それぞれの多様な相談内容に応じた各地域にある支援機関への紹介などを行っている。
同協議会が今年2月に発表した同電話相談の受け付け状況によると、19年10~12月の間に県内外から寄せられた相談では、主なひきこもりの要因は、不明(語らず)が最も多い23%で、次いで不登校、就職不可、疾病等が同率の各19%、失業が12%、家族関係等が9%という結果となった(表参照)。
相談者は母親が44%で最も多く、続いて本人と父親が共に21%、子どもや関係機関からの相談例もある。また、ひきこもり期間は10年以上が最も多い21%、次いで20年以上、5年以上、3年以上、期間不明が各16%、1年以上が7%、6か月未満が5%、6か月以上が2%の順となっている。
また、相談の主な内容は、生活全般が44%と最多で、就労が23%、その他が16%、支援先が12%、家族会等が5%となっている。
同協議会によると、今年5月11日時点で開設以降の新規相談件数は54件。そのうち約7割が相談機関に初めて相談する人か過去に相談していたが途絶えていた人だった。
同協議会では、「現在、新型コロナウイルス感染拡大に伴った感染リスクを抑えるための行動制限の影響などで、家の中での家族同士の接点が普段より多くなったり、家族の仕事や収入が減ったりするなどにより、ひきこもっている本人や家族、家庭にも影響が出ている」とし、「特に身近に悩みをこぼせる相手、機会が少ない状況にある人は、将来への不安からストレスが溜まり、追い詰められていくことになりかねない。この電話相談が、地域で悩みを抱えている人々の支援につながる第一歩になれば」としている。
同電話相談の相談時間は毎週木曜日の正午~午後6時(祝日・年末年始除く)。専用電話番号はTEL077―526―7031。







