木造釈迦涅槃像など2件を指定
◇大津
大津市教育委員会はこのほど、大津市指定文化財として、新知恩院所蔵の木造釈迦涅槃(ねはん)像(鎌倉時代)と同市所蔵の石山国分寺遺跡出土瓦(白鳳時代)の2件を指定した。また、すでに指定されている大津祭曳山に「神輿ねりもの」1件を追加指定した。これにより同市の指定文化財数は127件となった。
このうち、釈迦が亡くなる姿を表わした木造釈迦涅槃像は、同市伊香立下在地町の新知恩院に伝来した。涅槃の姿は絵画で表現することは多いが、木造は極めて少ない。
また、多くの表現は、目を閉じて横たわり、右腕を体に沿わしたり、曲げて頭を支える。しかし、同木造は、目を半ば開き、右手を曲げるものの、頭を支える形になっていない点は、石山寺の絹本着色仏涅槃図(12世紀)と類似している。







