甲賀など全国6地域を網羅
各地に伝わる忍者伝説をひもとき、今も残る忍者の里への旅を楽しむビジュアルガイド「忍者の里を旅する」(本体・千二百円)が、産業編集センター(東京都文京区)から出版された。
本書が取り上げた「忍びの里」は、最強の忍者集団である甲賀(滋賀県)、忍者発祥の地とされる伊賀(三重県)、第三の忍術流派が生まれた戸隠(とがくし)(長野県)、信長を翻弄した雑賀孫市を生んだ雑賀(和歌山県)、武田信玄の三ツ者が跋扈(ばっこ)した甲斐(山梨県)、小太郎率いる風魔党の故郷・風祭(神奈川県)。
具体的には、各地域に残る忍者の歴史をひもとき、関連史跡や遺構を紹介するほか、資料館や周辺の観光スポット、グルメ、忍者関連コラムも掲載している。
例えば、「甲賀」編では、甲賀忍者を全国にとどろかせた長享元年(一四八七)の「鈎(まがり)の陣」などの歴史、甲賀郡中惣(ちゅうそう)といった組織、貴重な資料を見学したり忍術体験ができる忍術屋敷や忍術村、街道や城下町の風情が残る水口宿・土山宿、グルメ情報では老舗の和食店、忍者をモチーフにした銘菓を販売する和菓子店を紹介している。
学びのコラムでは、「古の姿が残るやきものの里」「近江地方に伝わるユニークな祭り」を紹介している。







