ミホ ミュージアム
◇甲賀
「ミホ ミュージアム」(甲賀市信楽町田代桃谷)は三月一日から、「かざり」をキーワードに、きらびやかな仏教荘厳の世界、伎楽や舞楽の色彩と歌舞の世界、信仰の中の動物たち、祭りのにぎわいなどを通じて、日本人の精神世界をひも解く春季特別展「かざり―信仰と祭りのエネルギー」を開く。五月十五日まで。
「かざり」は、日常の世界から祭りや法会などの世界へ転換を図るエネルギーを得る装置であり、道具立てでもある。とりわけ、祭りの「かざり」は、人の目を楽しませるだけでなく、神の目を楽しませ、神と人との関係性からも深く宗教性に根差している。
なかでも、仏教に深く帰依した伊藤若冲の「モザイク屏風」と呼ばれる「鳥獣花木図屏風」(エツコ&ジョー・プライスコレクション)(展示四月十七日まで)と「樹花鳥獣図屏風」(静岡県立美術館)(同三月十三日まで)との競演は、同展の見どころだ。
一センチ角の方眼八万個以上を一つひとつ塗り込めた、「桝目描き」という奇想天外な手法で描かれた屏風は、この二件が現存するのみ。
一般千百円、高大生八百円、小中生三百円。問い合わせは同ミュージアム(TEL0748―82―3411)へ。
なお、滋賀報知新聞社は読者プレゼントとして入場券を抽選でペア五組に進呈する。希望者はハガキに住所、氏名、本紙への評価を記入し、十八日までに〒520―0044大津市京町四丁目五―二三、滋賀報知新聞社大津本社へ。







