第2の駐車場管理団体発足
◇栗東
小平井県営住宅(栗東市)の駐車場有料化問題で、同団体の十五世帯の住民らが二十四日に県庁で会見し、県内の県営住宅では初めての同じ団地内に第二の「駐車場管理団体」を結成して、使用許可を県から取って駐車料の支払いを開始したと発表した。
昨年四月から同県営住宅の駐車場有料化に踏み切った県だが、同団地自治会の一部実力者らと一緒になって強引とも受け取れる進め方に対し、不信感を抱いた青木勝義氏ら住民の一部は昨年五月、県にこれまでの経緯の説明を求めたところ、当時の自治会長が駐車場管理委員会の会長でもない自治会総会前の三月二十五日、住民に充分に知らせず県に対し駐車場使用許可申請をしていたことがわかり、事務処理などの問題も手伝って総会で同自治会長をリコールし、青木氏が自治会長に選ばれ現在に至っている。
同県営住宅(駐車場利用=四十七戸)の十八世帯の住民は県に対する反発から、同年五月から駐車料金の支払いを拒否。
そこで県は、今年六月一日からは、U字溝のコンクリートブロックを置く実力行使に出たが、それを住民らが除く“いたちごっこ”が続いた。
ちなみに県では、自治会を母体に駐車場利用者で「駐車場管理委員会(組合)」を設置してもらい、会長は自治会長が兼務の仕組みを要請。管理委員会(組合)が利用者から駐車料金を徴収し、県に駐車使用料(月額約三千五百円)を支払うことにしている。
しかし自治会の実力者らがリーダーシップをとる「駐車場管理委員会」(二十五世帯)に反発した十五世帯の住民が県と粘り強く協議を続け、九月に青木氏を組合長とする「第二駐車場管理組合」を発足させた。
そして十月に県に使用許可を申請し、許可が下り、駐車使用料を支払うことになった。
県内には県営住宅が四十三団地あるが、同じ団地内に二つの管理団体は県内初めてであり、他の県営住宅にも影響が出そうだ。








