セトレマリーナに「環境大臣賞」
◇守山
ホテル「セトレマリーナびわ湖」(守山市水保町)はこのほど、公益財団法人都市緑化機構主催の第十四回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクールで、環境大臣賞(最優秀賞)を受賞した。
受賞対象は、琵琶湖畔に創出した約九千六百五十三平方メートルの緑化空間。琵琶湖と連続した湖畔のガーデンでは、環境への影響をふまえて在来の植物を用いて緑化し、かつて琵琶湖畔に無数に存在し、豊かな生態系を育んできた「内湖」をモチーフとした雨水利用型ビオトープを配している。
ホテル本棟では、里山の自然の象徴のひとつともいえる「棚田」をモチーフに、形状や配置、仕上げの素材に至るまで自然素材や各種の伝統工法を用い、工夫が凝らされている。
また、建築の竣工後から、ホテルの運営者が主体となって、外来動植物の除去など、かつて琵琶湖が持っていた自然本来の姿に近づけるための様々なプログラムを実施している。一旦は失われてしまった自然環境のつながりを、ホテルの建築を契機に再生する、というコンセプトとともに、地域の生態系に溶け込む建築の工夫、ホテル運営者が一体となって取り組む活動や、地域環境まちづくりに貢献する事業のスタイルが、緑化技術と相まって高く評価された。








