人口増加率は全国3位 総務省「社会生活統計指標―2013」
◇全県
滋賀県は、人口あたりの自然公園割合、旅行・行楽の年間行動率、一人あたりの公立図書館貸出冊数がいずれも全国第一位、一人あたりの県民所得、年少人口割合は第二位にランキングされ、反対に一世帯あたり一か月の家計の実収入は第四十五位、老年人口割合が第四十三位、児童福祉施設数(人口十万人当たり)は第四十位になるなど、全国的にみた統計上の県の姿が明らかになった。
明らかになった
ありのままの滋賀
県が、総務省が公表した「社会生活統計指標―都道府県の指標―2013」をもとに滋賀の姿を分析し、その結果を統計だより「NO708」に掲載した。
それによると、滋賀県は、全国第三位の人口増加率をはじめ、外国人人口や生産年齢人口割合などが、全国的にも高い順位にある。下位のものは、第三十七位の離婚率などがある。
経済基盤では、一人当たりの県民所得が第四位、従業者百人~二百九十九人の民営の事業所割合が第三位、従業者三百人以上の民営の事業所割合は第五位と上位にある。また、従業者一人当たりの製造品出荷額等も第十位と高い水準にある一方で、就業者一人当たり農業産出額が第四十五位と全国的には低い水準にある。
行政基盤では、県財政の財政力指数、経常収支比率、自主財源の割合および地方税割合は、全国と比べ比較的良好な状態となっているが、実質収支比率などは悪い状態に陥っている。性質別支出割合では、人件費割合が第七位と高い水準にあり、扶助費割合と普通建設事業費割合は、全国を下回っている。
教育では、教員一人当たりの児童・生徒数は、小・中・高校とも全国比較で多い状態にある。一方、保育所の保育士一人当たりの在所児数は少ない。また、不登校による小・中学校長期欠席児童・生徒は、多くなっている。
労働環境では、完全失業率は第二位と低い。また、第二次産業就業者比率も第三位と高い位置にある一方、第三次産業就業者比率は低く、第四十六位と極端な結果となっている。
ボランティア活動やスポーツ、旅行・行楽の年間行動者率はいずれも高く、中でも旅行・行楽は第一位、スポーツは第二位となっている。また、図書館数や博物館数、青少年教育施設数など、人口百万人あたりの施設数は全国と比べ多くなっている。
居住環境では、着工新設住宅比率をはじめ下水道普及率、市町村道舗装率が高い水準にある。また、百貨店、総合スーパー数では第五位と高い順位となっているが、飲食店数は第四十六位という結果になっている。
人口十万人当たりの生活習慣病による死亡者数は、少なく第六位だが、出生数千あたりの乳児死亡率は第四十二位と悪くなっている。
一方、医療関係施設数や医療施設に従事する職員数などは、全国平均を下回るものが多く、特に人口十万人当たりの歯科診療所数は四十六位と最下位に近い。
福祉・社会保障面では、人口千人当たりの生活保護を受けている人は七・六一人で、全国平均(一六・一八人)より少ない。施設面では、老人ホーム定員数が、第四十六位となっているのをはじめ、各施設の定員数が下回っているものが比較的多く見受けられる。
後期高齢者医療費は全国平均に近いが、農林漁家従事者、自営業者などが加入する国民年金被保険者数「第一号」は第四十六位と少ない。
安全面では、人口十万人当たりの火災出火件数および消防機関出動回数が全国の指標値を下回っている。一方、交通事故発生件数および交通事故死傷者数と刑法犯認知件数および窃盗犯認知件数は、全国を少し下回る結果となっている。
家計の状況では、勤労者世帯一世帯当たり一か月間の実収入は、第四十五位と低い水準にある。一方、支出内容では、食料費割合が高く第五位。財産関係では、一世帯当たりの貯蓄現在高が第八位の高さとなっている一方で、負債現在高も大きい。






