守山市では「平和のよろこび展」
◇全県
太平洋戦争が終わってはや六十八年が経過し、今年も戦没者を追悼し、平和を祈念する「八月十五日」が巡ってくる。国外では東アジア地域における領土や核などの外交問題、国内では9条改憲を巡る議論など、平和の意味を今一度認識させられる課題が山積する中、滋賀県遺族会(松井尚之会長)は九日、世界の恒久平和を実現し、県民に不戦の訴えを届けようと、県内各地で延べ三百人が参加する「第三十二回慰霊と平和祈願リレー行進」を繰り広げる。
当日は午前九時十五分から県庁前で、松井会長が嘉田由紀子知事に「今日のわが国の繁栄と平和は、先の大戦で尊い命を捧げた二百四十六万人もの英霊の賜物であることを決して忘れてはならない」と訴えるとともに、「世界の恒久平和」「再び戦争を起こさない」「戦争遺族をつくらない」とする慰霊と世界恒久平和への要望書を手渡す。
続いて一行は、大津市役所(要望書手交式午前十時三十五分頃)~高島市役所(午後一時)~長浜市湖北支所(午後二時半)~米原市ジョイいぶき(午後三時半)~彦根市役所(午後四時半)で五市の市長へ要望書を手渡したあと、彦根市内の護国神社に午後五時頃に到着する予定。
同神社では十三日から十五日までの三日間、みたま祭が開かれ、期間中の十五日午前十一時半からの全国戦没者追悼慰霊祭のほか、境内で模擬店、戦跡慰霊巡拝遺骨収集写真パネル展が行われる。
また、県遺族会と守山市遺族会は十一日まで、「平和のよろこび展」を守山市民ホール展示室(守山市)で開いている。
主な展示品は、太平洋を二度も渡った寄せ書き日の丸とその関連報道、戦没者の遺品・千人針、戦中の子ども絵日記、黒塗り教科書、海外戦跡巡拝写真展、子ども達の戦跡巡拝感想文、靖国神社に奉納された花嫁人形―など。
入場無料。問い合わせは同市民ホール(077-583-2532)へ。








