経済政策など争点に激しい戦い
◇全県
参院選が四日公示され、滋賀選挙区(改選数一)では自民新人の二之湯武史(36)、共産新人の坪田五久男(54)、民主現職の徳永久志(50)、幸福実現新人の荒川雅司(38)の四氏が県選管へ立候補を届け出、二十一日の投開票に向けて熱い選挙戦の火ぶたが切られた。届け出順。
自民党公認の新人、二之湯氏は、出陣式の第一声を県庁前で行った。
二之湯氏は「衆院と参院のねじれを解消し、政治を前に進めていくことが今回の一番大きな争点だ。また、いまの子どもたちが受けている教育(学力)は、世界はおろか、アジアでもトップレベルではない。当事者となって、教育を再生していきたい。そして地元滋賀県の発展に全力で貢献していく。このためにもデフレ不況の出口が見えてきたアベノミクスを途中で終わらせるわけにはいかない」と訴えた。
共産公認の新人、坪田氏は、支援者から贈られた9条ブローチを胸に、「安倍自民の暴走を許すのか、共産を伸ばして新しい政治に踏み出すのか、国の進路を決める大事な戦い」とJR膳所駅前で第一声を上げた。雇用の安定と消費増税反対、原発即ゼロ、TPP参加撤回、憲法九条・九十六条の堅持について提案を示し、「今度こそ国会へ押し上げてもらい、共産の議席を滋賀からつくってほしい」と支持を訴えた。
民主公認の現職、徳永氏は、地元の近江八幡駅北口で第一声を上げた。同党県連の幹部が勢揃いする中、「昨年末の衆議院選でのきびしい審判後、一人ひとりの声に耳を傾けることからスタートした。その中で小さな声、切実な声の中に政治の本質があると改めて感じた」とゼロからの再スタートを強調。「社会保障の改革をほっておいて株価を吊り上げることばかりを考えている政策はおかしい」と安倍政権を批判し「少子高齢化の流れにしっかり対応出来る社会のしくみづくりを真剣に考えなければならない。凧は逆風(向かい風)ほど高く揚がる、凧の糸を引っ張るみなさんの力をかしてほしい」と力を込めた。
幸福実現公認で新人、荒川氏は「今、日本に必要なことは正直であること。信念をもってこの国を守っていこうという気概。うそのおおい政治を正直で、クリーンなものに変えていきたい。国民一人ひとりの幸福に焦点を置いた政治をしたい」と大津パルコ前で第一声を上げ、「景気回復最優先で訴えていく」としてデフレ不況下での消費税増税の中止、「日本が誇りをもって、主権国家として独り立ちするため法整備が必要」と憲法改正を訴えた。






