荒川副知事の後任
◇全県
総務省出身の荒川敦副知事(55)が国に戻ることになり、新しい副知事の人事案件が六月県議会最終日の二十八日に提出される見通しだが、後任の副知事として西嶋栄治県病院事業庁長(60)が最有力になっている。【石川政実】
副知事候補は当初、県職員関係者の中では、北川正雄県総合政策部長(58)、県庁OBでは西嶋県病院事業庁長、川口逸司県立大学副理事長(63)、総務省関係では、北村朋生総務部長(41)らの名前が浮上した。
現在では西嶋県病院事業庁長と北村総務部長の二人にほぼ絞られた格好だ。
北村氏は若いながらも胆力があり発想力も豊かで、嘉田由紀子知事の信任も厚い。しかし一番の難点は、同氏を動かすと他の部長を“トコロテン式”に動かさざるをえなくなることだ。
その点、県庁から距離を置いた県病院事業庁長の西嶋氏なら、他の部長の人事異動は必要がない。また総務部長、総合政策部長を歴任するなどキャリアが豊富で、“慎重居士”の人柄だけに、自民党県議団からの反対もないとみられる。
もし、嘉田知事が三選出馬を断念した場合は、同氏から西嶋氏が後継者指名を受ける可能性も否定できない。







