県が滋賀銀行へ職員派遣
◇全県
県はこのほど、滋賀銀行国際部アジアデスク(本店)に職員一人を派遣した。これは県内中小企業の海外展開支援体制の拡充を図ろうというもので、派遣期間は来年二月二十八日まで。
県は四月に「県中小企業活性化推進条例」を施行し、その施策の一つとして「海外における円滑な事業展開の促進」を掲げているが、今回の派遣はこの一環である。
同行での県職員の業務は(1)国内業務=県内企業の海外進出状況の調査、アジア各国の投資環境の情報収集(2)海外業務=現地進出企業への訪問聞き取り調査、滋賀銀行海外駐在員事務所(上海、バンコク)での中小企業の支援実務、国機関、他府県の自治体事務所などの支援状況の聞き取り調査―としているが、実践を重視して海外業務のウエートが高くなる模様だ。
また今回県職員を受け入れた滋賀銀行は「アジアに強い」をブランド戦略の一つとしており、取引先の海外進出などに関する相談に対してのサポート体制を持ち、海外での仕入先・販売先探しや現地企業の信用調査、国別の投資環境に関する情報収集方法などについての対応を行っている。
海外においては、香港支店、上海現地駐在員事務所、バンコク同事務所を拠点に、現地に進出している県内企業現地法人の労務管理や人件費高騰への対応、インフラ整備や資金調達についての支援もしている。
県では「滋賀銀行の協力のもと、県職員が支援業務を直接経験することを通して、今後、中小企業の海外展開に向けた支援体制づくりに生かしていきたい」と話していた。






