15日から県内一斉に実施
◇全県
新入学(園)児と高齢者の交通事故防止運動が十五日から一か月間にわたり、県内一斉に実施される。
運動では重点に▽通学・通園児の安全確保の推進▽新入学(園)児に対する交通安全教育・指導の徹底▽子どもと高齢者を守る安全運転の励行―を掲げ、新入学(園)児と高齢者の交通事故の特徴と防止対策の周知徹底を図っている。
■新入学(園)児
小学生以下の交通事故の特徴は、新入学時期である三月、四月から増え始める。最も死傷が多いのは自動車同乗中で、次いで自転車運転中。ちなみに歩行中や自転車運転中の事故は、自宅付近(五百メートル以内)で多く発生する傾向にある。
このため保護者に防止対策として、▽子どもと一緒に通学路などの危険個所を確認する▽登校時は時間に余裕を持って送り出す▽横断時は「止まる・見る・待つ」の指導を徹底▽子ども(同乗者)にも、シートベルト、チャイルドシートを必ず着用させるーを求めている。
また、運転者へも、横断歩道では横断者の進路を妨害しない、子どもや高齢者を見かけたら徐行、一時停止するなど思いやり運転を心がけるよう呼びかけている。
■高齢者
高齢者の交通事故死亡者は、交通事故死者全体の四割を占める。昨年の県内死者は七十九人で、このうち高齢者(六十五歳以上)は四五%に当たる三十五人だった。
死亡事故の状態別でみると、死者三十五人のうち、歩行中は十四人で最も多く、次いで自動車運転中は十人だった。時間帯では、高齢者が関わった交通事故一千八百四十件中、最も多かったのは午前十時~正午の三百五十三件、次に多かったのは午後四時~同六時の三百八件だった。
防止対策として、▽七十歳以上の高齢者は運転時に高齢者運転標識をつける▽夕方や夜間の外出時は反射材を着用する▽運転者は「思いやり、ゆずり合い運転」に努める―の三点を挙げている。







