カイツブリが大幅増加
◇全県
県はこのほど、水鳥の生息調査結果をまとめて公表した。これは毎年一月上旬、県下全域でガンカモ類等生息調査を実施しているもの。
それによると今年は、四十種(前年同期比一一・一一%増)、十六万七千二百六十七羽(同一・八%減)の水鳥が観察された。
県は一月十二日から十四日まで、琵琶湖岸全域と周囲の内湖、河川およびため池などの合計百五十か所で、カウントした。調査は、日本野鳥の会滋賀を中心に、県野鳥の会、湖北野鳥の会などの県内野鳥保護観察団体の協力のもと、延べ三百五十六人の体制で実施した。
観察された主な水鳥の内訳は、ハクチョウ類五百九十八羽(同三・一%増)、ガン類二百二十六羽(同三〇・九%減)で、これらを含むカモ科の合計は十万千七十羽(同一二・四%減)と大きく減少した。また、カイツブリ科の合計は七千四百九十羽(同二・〇六倍)と大幅に増加。
また観察数の多かった種は、多い順にオオバン(五万五千三十四羽)、ヒドリガモ(一万八千九百四十六羽)、キンクロハジロ(一万七千三百八十四羽)だった。過去五年間、二位であったキンクロハジロが減少し、二位と三位が逆転した。
個別の種では、カモ科のホシハジロ(三一・六%減)、キンクロハジロ(同一七・四%減)が昨年に引き続き減少傾向が見られる。このほかオカヨシガモ(同二五・七%減)とハシビロガモ(同四〇・四%減)も激減している。
一方、カイツブリ科のハジロカイツブリ(同一〇・三九倍)は、大幅に増加した。また、クイナ科のオオバンも年々増加傾向にあり、今年は、五万羽を超えた。






