最優秀賞に後藤聖二さんら2人
◇全県
県はこのほど、「あったか介護ありがとうメッセージ」の受賞者を発表した。
県では在宅医療と在宅介護の担い手となる保健・医療・福祉の専門職への感謝のメッセージを募集し、同職種への応援メッセージにしようとするもの。
平成二十二年度は看護職員、昨年度は医師に向けてそれぞれメッセージ等を募集した。今年度はその第三弾として、介護職員への感謝のメッセージや写真を募集したもの。各部門の受賞者は次の通り。(敬称略)
【メッセージ部門】最優秀賞=小宮俊昭(彦根市)▽優秀賞=梅村榮子(守山市)、川村静江(彦根市)▽入賞=階堂幸子(日野町)、ペンネーム はくなまたた(大津市)、久保和友(草津市)、ペンネーム 千波一之進(大津市)、福田恵子(草津市)。
【あったか介護写真部門】最優秀賞=後藤聖二(彦根市)▽優秀賞=ペンネーム ふじさん(彦根市)優秀賞=水本弘光(東近江市)▽入賞=小宮俊昭(彦根市)、溝上都(甲賀市)、ペンネーム まゆみちゃん(大津市)、鈴木唯(甲賀市)、匿名希望(東近江市)。
【介護の心・ハート写真部門】優秀賞=栗林悦子(甲賀市)▽入賞=中川雄史(甲賀市)、ペンネーム こうちゃん(大津市)。
応募は、メッセージ部門応募総数百六十七件、あったか介護写真部門二十九件、介護の心・ハート写真部門二十一件、計二百十七件あった。
なお、メッセージ部門の最優秀賞を受賞した小宮俊昭さんの作品を紹介する。
「笑顔に感謝。炊事、洗濯、そうじ一通り何でもこなせる様になった。介護のお陰である。体は疲れるが毎日が楽しい。妻が亡くなり思案にくれていた矢先、母が認知症となり実家から引き取った。変わった環境に馴染めず昼夜格闘。
そんなある日、ふと気が付いた。母がにこにこ笑っている。そして何をしてもらってもありがとう。私も真似てみた。不思議と心が軽くなった。どんな事もすぐ忘れる。息子の私でさえ忘れる。なのに笑顔とありがとうは決して忘れない。それからはお互い笑顔の日々になった。そして私の人生が広がった。
もの忘れになっても心は生きている。どんな些細(ささい)なことにも気遣ってくれる。いつしか支える側が支えられている日々。九十五歳残り少ない人生を母らしく生きられる様にそして私が幸せをもらい感謝のことばを伝える毎日、母の笑顔が返ってくる。」







