「すき焼き」より「キムチ鍋」?
寒い冬に人気の食べ物といえば鍋料理。食材によっていろんな味が楽しめ、手間がかからず、大勢で楽しめるというのが好まれる要因でもある。
全国各地で食べられている冬の鍋料理で日本人が最も好きなのが「寄せ鍋」。また寒い北日本より西日本の方が食べる回数が多い。滋賀県民が一回の鍋料理にかける金額は、千百八十二円で全国第六位だった。
民間気象情報会社・ウェザーニューズが、年末年始に実施した「日本の鍋事情」調査で一万六千四百二十八人から寄せられた回答を分析して明らかになった。
それによると、最も鍋が好きな県民は、山梨で五九・八%(三人に一人)が「好き」と答えている。次いで大分、宮崎、香川、三重の順。滋賀は四九・八%で全国二十六位。最も低いのは青森の三六・〇%、次いで鳥取三九・四%、新潟四〇・二%となっており、寒い地域より比較的温かいところに人気が高い傾向にある。
ひと冬で食べる鍋の回数は、平均十一・三一回で、最多は香川の十三・五四回、最少は沖縄の九・二二回。ちなみに滋賀は十一・九六回で全国十三位で多い方に属する。
西日本に鍋の回数が多いのは、普段から寒さを感じている地域より、温暖な地域ほど寒さが身にしみて体が温まる鍋を食べたがるのではと分析している。
また、最も好きな鍋料理は、「寄せ鍋」が二位の「キムチ鍋」を大きく引き離してトップ。次いで「すき焼き」、「しゃぶしゃぶ」、「ちゃんこ鍋」と続いている。
男性は「すき焼き」や「湯豆腐」、女性は「キムチ鍋」や「豆乳鍋」を好む傾向にあることも分かった。
一回の鍋料理にかける金額で、最も高いのは沖縄の千三百七十五円、次いで島根の千三百十六円、福井の千二百九十九円となっている。滋賀県は千百八十二円で第六位と高い方(上図表参照)。
沖縄は最も鍋を食べる機会が少ないが、たまにするので豪華な材料を使っているかもしれない。最も少なかったのは和歌山の八百九十七円で、食べる回数は全国三位であることから経済的に鍋料理を楽しんでいることが推測できる。全国平均は千四十六円。
「あなたは鍋奉行か」の質問では、三割が「はい」と答えた。最多は香川の四一・四%で、香川は鍋の回数が全国一位であることからこだわりを持っている人が多いようだ。
ちなみに滋賀は、三三・二%で全国六位と高かった。






