11月1日から県立陶芸の森
◇甲賀
「生誕100年・信楽町名誉町民40周年 岡本太郎と信楽展」が十一月一日から、県立陶芸の森(甲賀市信楽町)の信楽産業展示館で開催される。十二月十八日まで。
絵画、彫刻、工芸などの幅広いジャンルで、前衛的な芸術活動を展開し、既成の概念や価値観に挑み続けた岡本太郎。その精神の根底を揺るがす自由で大胆な表現は、情報と物質があふれ、混迷を深める現代社会に様々な示唆を与えてくれる。
今年は岡本氏の生誕百年を迎えるとともに、信楽にとっても同氏が日本万国博覧会の背面に描かれた「黒い太陽」を制作し、名誉町民になって四十年の記念すべき年にあたる。
同氏は、代々木競技場の陶板レリーフ(昭和三十九年)を契機に、JR岡山駅の「躍進」や、大塚製薬ハイゼットタワーの「いのち踊る」などの仕事を信楽で手がけた。
信楽での芸術活動が滋賀県の陶芸に与えた影響も大きく、当時の薫陶を受けた若者が湖国を代表する作家となって活躍している。
同展では、第一部「岡本太郎とは?」、第二部「岡本太郎と信楽」、第三部「岡本太郎のオマージュ―ゆかりの陶芸家たち―」に分けて、信楽に現存する原型やマケット、ゆかりの陶芸家の作品、信楽との関わりを地元の人々のコメントを交えながら整理し、その業績を再評価する。
一般四百五十円、高大生三百円。問い合わせは同展実行委員会(TEL0748―82―2345)へ。









