竹あかりと舞で大震災へ鎮魂
◇大津
「あかりに映える大津京物語」が三日、大津市長等公園で開催される。美しい音楽劇、竹あかりを通して、天智天皇がかつて湖畔に造営し、わずか五年で滅んだ都をしのぶととともに、東日本大震災の犠牲者と被災者への祈りを捧げる。
当日は第一部として演奏「黎明の響」と音楽劇「レクイエム大津京物語」が午後六時から、公園入口の県神社庁で開かれる。滋賀県ゆかりの音楽家が、パーカッションや筝、シンセサイザー、フルートなどの演奏で、闇と光の間でまさに命が始まるイメージを演出。これにあわせ、声楽家やオーディションで選ばれた市民劇団、児童が万葉の人々を演じる。
午後七時十五分からは、竹灯り約千三百本の幻想的なあかりのもと、素朴で哀愁あるオカリナの響きにあわせて、白拍子舞が奉納され、美しい鎮魂の夜を彩る。
日本画家で事務局の鈴木靖将さんは「万葉集で大津京や近江を詠んだ歌人は、柿本人麻呂や額田大王など数多く、当地はそれだけ風光明媚ですばらしかった。国内外の激動の時代、政治文化の中心だった大津京を少しでも感じてほしい」とPRしている。
音楽劇は大人千円、小人無料。竹灯りの献灯料は「お気持ちをどうぞ」とのこと。問い合わせは鈴木さん(077-522-8811)へ。







