洋画家マトン氏の作品と融合
◇湖南・守山
佐川美術館(守山市水保町)は二十七日から、第三回吉左衛門X展を開催する。会期は来年四月八日まで。
樂吉左衛門氏は二〇〇七年以降、四年間にわたり毎夏、フランス南西部コレーズ地方ルビニャック村に滞在し、茶碗・花入・水指など多くの作品を制作してきた。
同展では、京都・樂家で焼かれる樂焼とは異なるフランスの土や粕薬、窯によって創りだされた吉左衛門作品の楽しく力強い魅力を紹介するとともに、パリ在住の友人である洋画家ブルーノ・マトン氏の絵画も展示し、陶芸との融合を楽しむ。
マトン氏は、これまでの象徴性・思索性の高い具象表現から、長い沈黙、思索の年月を経て、抽象的なドローイングの世界を見出した。その抽象性・象徴性の高い絵画は、樂氏の作陶ともつよい共通性をもって引きあっている。
一方、樂氏の今回の展示作品は、フランス・リモージュの白土、地元ルビニャック村で掘り出された赤土、スペインの黒土など、新たな素材との出合いの新鮮さに加え、角材で叩きながら制作する新たな技法で制作され、斬新で力強い彫刻的な造形がみられる。
入場は一般千円、高大生六百円、中学生以下は無料(保護者同伴であること)。
問い合わせは同美術館(TEL077―585―7800)まで。








