紅葉をモチーフの「龍田」味方玄らが公演
◇大津
伝芸・能楽体感シリーズ「錦秋能」が十一月十二日午後二時から、大津市伝統芸能会館(大津市園城寺町)で開催される。内容は、紅葉をモチーフにした能「龍田」のほか、仕舞、解説を織り交ぜる。出演するのは、味方玄(みかたしずか)、有松遼一ほか。
観世流能「龍田」は、回国の僧が龍田明神に参詣するため川を渡ろうとすると、一人のみこが現れ、制止する。古歌を引いて問答した後、みこは僧を明神へ案内し、冬枯れの社頭になおも色付くひと本(もと)の紅葉が、龍田明神の神木であることを教え、自らこそ龍田姫であると明かして社壇へと消える。里人から龍田明神の謂れを聞いて、終夜祈願しお告げを待つ僧の前に、社殿を鳴動させて龍田姫の神霊が出現する。姫神は瀧祭の神徳を語り、紅葉の美を讃えて神楽を奏した後、乱れ散る紅葉のうちに昇天して行くのだった。
味方玄は観世流シテ方。昭和四十一年生まれ。父・味方健、片山幽雪(人間国宝)に師事。
入場は特別席四千五百円、正面四千円、脇正面三千五百円、中正面二千五百円。チケット発売は友の会は八月二日から、一般は八月十二日から。
問い合わせとチケット申し込みは同会館(TEL077―527―5236)まで。






