特別企画展 「大津城―城主・京極高次とお初」
◇大津
スカイプラザ浜大津(大津市浜大津一丁目)は二十八日まで、「浅井三姉妹」ブームにあわせて、城主・京極高次とお初(後の常高院)ゆかりの「大津城」にスポットを当て、大津城に関係した写真や資料を展示する特別企画展を開いている。入場無料。
断面図・平面図をもとに「天守閣」の復元図
大津城は、軍事・政略的に重要な拠点だった。徳川家康とつながっていた城主、京極高次の立場は妻・お初の姉が淀殿であったため、苦しかった。関ヶ原の戦いの前哨戦では、高次は東軍としてろう城を決意し、西軍の猛攻によく耐え、関ヶ原への進軍をよく足止めした。
大津城は落城したものの、天守は残り、縁起のよい城とされた。このため後に彦根城に移築された事が「井伊家年譜」に記されており、さらに昭和三十二年から行われた彦根城の解体修理により、墨書のある建築材が発見されたことから、大津城の部材が彦根城の天守に使用された事実が裏付けられている。
企画展では、推定復元断面図及び平面図をもとに、スカイプラザ浜大津のスタッフらが独自に制作した復元想像図や、お初(常高院)肖像画(若狭歴史民俗資料館所蔵模写)、大津城復元図(大津市歴史博物館蔵)、大津城攻防戦闘要図(大津市歴史博物館蔵)、大津城縄張復元図(大津市歴史博物館蔵)など十五点が展示されている。
また、会期中の二十一日午後一時半から、「大津城を語る集い」を開く。参加者に、大津城天守、大津城縄張り、城主・京極高次とお初、大津籠城戦、関ヶ原合戦における大津城の役割りなどを自由に語り合う。
問い合わせはスカイプラザ大津(TEL077―525―0022)へ。







