近江国で焼かれていた
◇大津
大津市教育委員会はこのほど、藤原宮(橿原市)で葺かれた瓦のうち、近江産と推定されていた瓦を焼いていた窯跡が、石山国分遺跡の発掘調査で初めて判明した、と発表した。
石山国分寺遺跡は、白鳳時代から平安時代にかけての遺跡で、これまでの調査から、白鳳時代に建立され奈良時代・平安時代には国分寺にもなった「国昌寺」、平城京の北京として建設された「保良宮」などがあったと考えられている。
今回の調査地は、国昌寺の推定地の南斜面地にあたり、調査の結果、七世紀末の瓦を焼いた窯跡が二基見つかった。
二号窯で焼かれた瓦の中には軒先の瓦があり、同じ型でつくられた瓦が藤原宮で出土している。
出土遺物は、七月二十六日からの同市歴史博物館の埋蔵文化財みにみに展「大津むかし・むかーし」で紹介する。






