近代美術館で開催中
◇大津
県立近代美術館(大津市)は六月十二日まで、「名画につつまれる賛沢珠玉のヨーロッパ絵画展~バロックから近代へ~」を開催している。
印象派のモネやルノワールなど近代フランス絵画を収集するコレクターは、日本でも珍しくないが、それ以前の西欧のオールド・マスターの油彩画を所蔵するコレクターの数は多くない。そのような中で、長野市在住の長坂剛氏は、早くからバロック美術に注目し、作家の名前にこだわらず、独自の美的感性にもとづいて、十七世紀のイタリアやスペイン、フランドルの優れた絵画を集めてきた。
「歪んだ真珠」を意味するポルトガル語に由来すると言われるバロックは、美術や建築、文学、音楽など幅広い分野に見られる様式で、十七世紀のヨーロッパ各国で多彩な展開を遂げた。同展は、多岐にわたる「長坂コレクション」の中から、その核をなす十七世紀のバロック美術と十九世紀の近代絵画を中心に、五十八点の油彩画を紹介している。観覧料は、一般九百五十円(七百五十円)、高大生六百五十円(五百円)、小中生四百五円(三百五十円)、カッコ内は前売及び二十名以上の団体料金である。







