ひさご寿しや雄山荘で
◇全県
県は、伝統野菜や湖魚など滋賀ならではの食材(重点素材)の魅力を引き出し、県民に親しんでもらおうと、県産農水産物「魅力」向上事業を実施している。とくに今年は、旅館や飲食店、小売店等の県内二十七事業者と協働した取り組みを進めている。この一環として、近江八幡市桜宮町の「ひさご寿し」と大津市おごと温泉の「雄山荘」で、伝統野菜やビワマスなど夏の食材を使った新しいメニューの提供が始まっている。内容は、次の通り。
◆ひさご寿し「オイルフィツシュビワコアユ」=小鮎と実山椒を太白ごま油でコンフィした料理を、「オイルフィッシュビワコアユ」として提供している。小鮎の旨みとさわやかな山椒の香りが絶妙に調和。開発した川西料理長は「小鮎には大きな可能性があり、滋賀から世界にはばたく新しい食材(財)に育てたい」と意気込んでいる。
「あめのうお宝飯」=県の食文化財に選定されているビワマスの「あめのうお御飯」を、コクと旨みと香りが折り重なるように現代風にアレンジし、「あめのうお宝飯」として提供。旨みを凝縮した形で炊き込みご飯に仕上げ、禁漁前に入手可能なビワマスの卵(鈴子)をまぶした逸品に仕上げている。
◆雄山荘「夏の重点素材全品を使った哩山散策グルメ」=「杉谷とうがらし」の海老射込み、紅ぶどうの米麺サラダ仕立て、「近江しゃも」と近江牛とあわせたシューマイ、「小鮎」のくるみ揚げなど、夏の重点素材八品をすべて使った創作会席となっている。森料理長により、杉谷なすびの皮の柔らかさなどの食材の魅力が引き出された「滋賀ならでは」の味覚が味わえる会席。
なお重点素材は、山田ねずみ大根(草津市)、下田なす(湖南市)、杉谷なすび・杉谷とうがらし・水口かんぴょう・鮎河菜(あいがな)(甲賀市)、北之庄菜(近江八幡市)、秦荘のやまいも(愛荘町)、赤丸かぶ・伊吹大根(米原市)、紅(あか)ぶどう、近江しゃも、ビワマス、コアユ、セタシジミの十五品目。ただし、夏および通年で対象となる重点素材は、下田なす、杉谷なすび、杉谷とうがらし、水口かんぴょう、紅(あか)ぶどう、近江しゃも、ビワマス、コアユの八品目。








