負債額も増加
◇全県
民間調査会社・帝国データバンクは、六月の県内企業倒産状況をまとめ、公表した。
それによると、負債額一千万円以上の法的手続きによる企業倒産件数は十四件、負債総額八億八、四〇〇万円で、一件あたり負債は六、三〇〇万円(前月三、六〇〇万円)となった。
前月比でみると、件数は四〇・〇%増加、負債総額についても一四一・五%増加した。
前年六月は、製造業や小売業、サービス業など幅広い業種で多発したことから件数は前年の二・四倍と、集計開始以来の最多件数を数えた。また、負債額は全般に小口ながら、一件の大ロ倒産の発生と件数の大幅な増加によって、負債総額も三・六倍と膨らんだ。
これに対し今年六月は、件数で今年に入ってから最多を数えたものの、集計開始以来の最多となった前年同月の反動で半分以下にとどまり、負債五億円を超える大口倒産がなかったことから、負債総額についても大きく減少した。
倒産の主要因をみると、景気変動要因によるものが十二件、構成比八五・八%を占めた。前年同月比では、件数で十六件減、構成比では一・七ポイント減少した。依然として景況感の悪化による倒産が多発する傾向に変わりはない。
前年同月にはなかった企業内要因による倒産が一件発生した。
資本金別では、「個人経営」が五件、前年同月比では十件減となった。また、資本金一千万円未満の法人は、三件となり、前年同月比では九件減となった。資本金一千万円以上五千万円未満は六件、前年同月比では二件増となった。また前年同月に一件発生した資本金一億円を超える倒産はなかった。
負債額別では、五千万円未満が七件あり、前年同月比では、十六件減となった。また、五千万円以上一億円未満が三件となり、前年同月比では三件減となった。さらに一億円以上五億円未満が四件となり、前年同月では件数で倍増した。なお、前年同月に一件発生した五億円以上十億円未満および十億円以上の倒産の発生はなかった。






