県病害虫防除所
◇全県
県病害虫防除所はこのほど、病害虫(果樹のカメムシ類)発生予察注意報第一号を発表した。
果樹カメムシ類は、果樹園周辺の山林などから飛来し、モモ・ナシなどの果実を吸汁し、果実の落果および変形による商品価値の低下など、甚大な被害を及ぼす。今後、果樹園での発生、および被害の増加が予想されることから、県では病害虫発生予察注意報第一号を発表した。
県の果樹カメムシ類の主要種であるチャバネアオカメムシ(写真)は、山林の落葉下で越冬し、春に暖かくなると活発に活動する。
今年はチャバネアオカメムシのフェロモントラップでの誘殺数が五月第四半旬に急増し、県内各地の果樹園においてチャバネアオカメムシの飛来が確認されている。
防除対策としては(1)ネットのある果樹園では早急にネット(六ミリ以下)を降ろし、裾(すそ)をペグや土嚢(どのう)で固定するとともに、ネットの破損がないかの点検を行う(2)果樹カメムシ類は、気温が高く風の弱い夜に飛来しやすい習性があり、飛来を認めたら早朝か夕方に薬剤を散布する(3)幼果期から収穫まで飛来状況に応じての薬剤散布(4)果樹カメムシ類は局地的に飛来し集中的に加害する傾向があるので、過去に被害を受けた果樹園は特に注意が必要―など。







