嘉田知事にひれ伏す 屈辱的選択が有力か!
◇全県
自民党県連は、七月十一日投開票の知事選の候補者擁立が難航している。このため今月中には、独自候補擁立を断念し、再選を目指している嘉田由紀子知事(59)を支援するか、自主投票でお茶を濁すかの“屈辱的選択”に迫られそうだ。このような状況を打開しようと、県内有志たちが日本テレビ系列の「行列のできる法律相談所」に出演している弁護士、丸山和也・参院議員(64)に、出馬要請を行う動きが出始めている。【石川政実】
知事選の候補として、永田町では、丸山氏を筆頭に、有村治子・参院議員(39)、上野賢一郎・同党県連会長(44)、荻原健司・参院議員(40)、さらには小泉チルドレンの落選組みらの名が上がっていた。霞ヶ関関係では、大津市出身の岩崎貞三・鉄道運輸機構理事長代理(60)、彦根市出身の福田誠・財務省主計局調整係主査(37)、などが下馬評に。
そこで上野県連会長と世古正幹事長らは、独自候補を擁立するため、数名の参院議員らにアプローチした模様だが、いずれも不調に終わったという。
このため目を転じて、昨年の衆院選で滋賀4区から出馬しようとした甲賀市出身の大岡敏孝・静岡県議(38)、滋賀県内では、山田亘宏・守山市長(63)、谷畑英吾・湖南市長(43)らにも打診したと見られるが、いずれも色よい返事はなかった模様だ。
世古県連幹事長は「県議会の役員選挙が終わった二十七日か二十八日には、県議会会派(真政会)として、一定の結論を出して、五月八日に予定されている県連定期大会に臨みたい。このため、同じ期別の県議で協議をしてもらっている最中だが、最後の最後まで、候補者擁立はあきらめない」と話している。
このような閉塞状況の同党県連にしびれを切らして今月末には、県内の保守系有志が幕末の志士のごとく、琵琶湖を愛し、最近の滋賀を憂う丸山氏を直接、口説こうと動き出す。
それとは別に、保守系無所属の蔦田恵子県議(48)や無党派の木沢成人県議(37)の再評価も高まっており、知事候補のみならず自民党以外の新党も注目し、参院候補の呼び声も高い。
大津市内の保守系JC関係者は「嘉田県政の経済政策に強い不安を感じている。例えば、びわ湖放送などで活躍中のアーティストである川本勇氏(50)のような、若者まで巻き込める候補者らを、なぜ自民党県連は一、二の幹部だけに任せずに、全員で探そうとしないのか。知事選の無策振りは、参院選の惨敗として跳ね返ってくるはずだ。共産も、候補者擁立の構えだが、このままでは連休明けには、嘉田氏の“当選確実”ランプがともる」と憤る。








