総務部長 西嶋氏が笠松氏ときっ抗 商工観光労働部長 正木氏か村木氏 議会事務局長 吉田氏か堀氏
◇全県
県は「平成二十二年度人事異動」を二十五日に内示、四月一日付けで発令する。機構面では、観光産業の活性化を図るため、観光振興課と国際課を統合し、商工観光労働部に、観光交流局を新設するとともに、(仮称)県地球温暖化対策推進条例の制定などを目指して、琵琶湖環境部の環境政策課を再編して「温暖化対策課」を設置する。異動規模は、昨年並みの千七百人程度が見込まれている。
【石川政実】
二十一年度末の退職予定者は、部長級が七人、次長級が九人、課長・参事級が四十九人、その他が七十三人の計百三十八人。
部長級の人事を本紙が予想すると、最大の焦点は、総務部長のポスト。本命は、総務省から来ている笠松拓史・商工観光労働部長。同部幹部が逮捕、起訴されて、米原市に建設が予定されている「滋賀統合物流センター(SILC)」事業が揺れ動いているだけに、笠松部長に傷をつけないため、総務部長への横滑りが考えられる。
対抗馬は、財政畑の西嶋栄治・琵琶湖環境部長。ただし、同氏が総務部長になった場合、琵琶湖環境部長には笠松氏が回るといった玉突き状態になってくる。嘉田知事は、今夏の知事選を控えて、幹部クラスの異動を抑制すると見られるものの、両氏はきっ抗している。 SILC問題を抱える商工労働観光部は、嘉田県政にとって火ダネだけに、火消し役として、笠松氏の続投か、実務肌の村木安雄・病院事業庁理事(部長級)か、正木仙治郎・県教委次長の昇格が有力視される。正木、村木両氏のうち、同部長を外れた一人が企業庁長の公算も。
土木部長は、地域主権を掲げる嘉田県政だけに、内部起用をすると見られ、竹中喜彦・土木交通部次長の昇格が有力だ。
一方、来年の統一地方選を視野に入れ、議会事務局長には、温厚な堀重壱・人事委員会事務局長か、思いきって吉田正子・琵琶湖環境部次長の抜てきもありうる。
また、行革の経営改革担当理事(部長級)には、馬力のある谷口孝男・農政水産部次長か、吉田氏が考えられる。会計管理者には、あと一年の任期を考えて、ベテラン部長級の北沢繁和・理事(市町合併担当)が有力だろう。
なお、二十一年度の部次長級の退職予定者は、次のみなさん(敬称略)。【部長級】川口逸司・総務部長▽中村きよ子・理事(経営企画担当)▽古川源二郎・会計管理者▽川那部隆二・土木交通部長▽森口聖・議会事務局長▽福本恒生・(株)滋賀食肉市場副社長▽山下和幸・企業庁長【次長級】山田兵右衞門・土木交通部次長▽清水重郎・土木交通部技監▽中村吉紀・工業技術総合センター所長▽植田儀一郎・農政水産部技監▽小井克己・大津土木事務所長▽北牧義照・高島環境・総合事務所長▽仙波俊男・農業技術振興センター所長▽山田栄藏・教育委員会事務局管理監▽加賀爪敏明・琵琶湖環境科学研究センター副センター長▽西原節子・県民文化生活部管理監






