今月中に一本化図る 知事選にも大きな弾み!!
◇全県
県議会の自民党会派である「真政会」と「湖翔クラブ」は、この夏の参院選、来年の統一地方選に向けて、再結集に動き始めた。今月中に両会派が一本化すれば、四月下旬ごろに予定されている役員選挙で、県議会議長に湖翔クラブの吉田清一議員を推すことになるとともに、これまでお手上げだった知事選にも一定の動きが出そうだ。【石川政実】
●真政会と湖翔クが協議
昨年九月に最大会派であった「自民党・湖翔クラブ」(当時十九人)から、若手県議ら十一人が脱会し、自民系で嘉田知事与党であった「湖政会」の県議二人の計十三人が「真政会」を結成した。
さらに「湖翔クラブ」から二人が脱会して無所属になり、「湖翔クラブ」は六人と、三番目の会派に後退した。逆に二番目であった「民主党・県民ネットワーク」(十六人)が最大会派に躍り出た。
ちなみに他会派の現在の内訳は、知事与党の「対話の会・びわこねっと」が四人、共産党議員団が三人、公明党が二人、無所属が三人となっている。
この会派構成からいけば、最大会派の「民主」から議長が選出されることになる。このため、「真政会」と「湖翔クラブ」の間で、一本化の協議が続けられてきた。
●いけにえ案は一蹴
「真政会」では、嘉田知事が論客として最も恐れる「湖翔クラブ」の数名の議員を除くメンバーを「真政会」に迎え入れたいという条件を出したのに対し、「湖翔クラブ」はこれを一蹴。
そこで、会派の名前を統一して、会派控え室は現行のままという苦肉の策が浮上してきた。自民党の元国会議員やOB県議は、夏の参院選、来年の統一地方選が迫る中、党内の結束を強めるためにも、一本化を強く要請している。
真政会の県議は「自民党会派は、理念より、好き嫌いが優先して分裂したが、結果的には、民主や嘉田知事を利するだけになっている。会派を一本化することで、ねじを締めなおし、反転攻勢をかけたい」と話している。
自民党会派が再結集すれば、これまでお手上げだった知事選も、仕掛けられる。知事選は嘉田知事の再選がほぼ確実視されてきたが、ここにきてやや暗雲がたちこめてきた。








