県のガンカモ類等生息調査結果
◇全県
県は、ガンカモ類等生息調査結果を公表した。一月九日~十一日を中心とした期間で、県内全域の百三十七箇所(うち琵琶湖四十三箇所、琵琶湖以外九十四箇所)で調査したもので、対象は冬期に県内で見られる水鳥である、ガンカモ科、アビ科、カイツブリ科、ウ科、クイナ科(バン、オオバン)など。調査は、日本野鳥の会滋賀支部、滋賀県野鳥の会、湖北野鳥の会などの県内の野鳥保護観察団体(延べ三百三十一人)が実施した。
それによると、確認された水鳥は三十八種、十五万四千八百十九羽にのぼった。
観察された主な水鳥の内訳は、ハクチョウ類は五百一羽(前年比一%増)、ガン類二百七十一羽(同四・九%増)で、カモ科の合計は十一万八百二十八羽(同八・三%減)、カイツブリ科が五千四百十八羽(同三・一%減)となった。
観察された個体数が多い種は、オオバン(三万五千三百二十三羽)、キンクロハジロ(二万六千五百九十八羽)、ヒドリガモ(一万七千四百四十八羽)であり、昨年度と同様の結果だった。
カモ科は、昨年の調査結果(十二万八百五羽)に比べ約一万羽少ない結果であり、特にカルガモについては昨年比二九%減の四千五百三十八羽だった。
また、カイツブリ科では、カイツブリが昨年比三一・六%減の五百七十七羽、カンムリカイツブリが同二三%減の一千九百五十四羽と、今年は減少傾向にある種が多い結果となった。
この理由としては、今年初めの湖北地域における寒波や積雪による影響が考えられるものの、増加した種(オシドリ、ヨシガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ等)もあるなど様々な要因が作用した結果であると考えられている。






