景況感は小幅改善
◇全県
びわこ銀行はこのほど、「景況感は小幅改善」とする昨年十―十二月期の企業動向調査の結果を発表した。この調査は、昨年十二月十六日から同月二十九日にかけて、あらゆる業種と規模の千社を対象に実施したもので、このうち二百七十社(有効回答二七%)から有効回答があった。
全体的な特徴は、今回(十―十二月期)の業況判断DI(「良い」―「悪い」)は前回(七―九月期)と比べて、五ポイント改善のマイナス五五となり、依然として厳しい水準で推移しているものの、三回連続で改善した。
三回連続の改善は平成十六年十―十二月期調査以来五年ぶりである。業種別でみると、製造業は前回比一ポイント改善のマイナス六四、非製造業は七ポイント改善のマイナス四九となり、非製造業のほうがやや改善ペースが早い。
個別指標をみても、売り上げDI(「増加」―「減少」)が一〇ポイント増加(マイナス五六→マイナス四六)、企業収益DI(「増加」―「減少」)が一二ポイント増加(マイナス四九→マイナス三七)、資金繰りDI(「楽である」―「苦しい」)が一〇ポイント改善(マイナス二九→マイナス一九)など、一歩ずつ改善傾向を示している。
これらからみて、県内の景況感は、依然として厳しい水準で推移しているものの、業況判断DIの三期連続改善をはじめ、このところ回復傾向を示している。
なお、業況判断DIの一―三月期予想については、製造業、非製造業でともに改善を見込んでいる。






