北陸新幹線を新大阪に延伸するルートを巡って様々な意見がある。
吉村大阪府知事は、「米原ルート」を比較検討すべきだとした。
京都市議会は、「京都市内大深度トンネルルートの反対決議を採択。
与党の新幹線整備委員会委員長の西田昌司参院議員は、「小浜・京都ルート」を強硬に主張していたが、参院選挙後に「米原ルート」も費用対効果の再検証を行うとした。
石川県選出の国会議員でつくる自主研究会は、費用対効果、工期などで「米原ルート」に経済性・優位性があるとした。
北陸新幹線整備促進大会で杉本達治福井県知事は、「小浜・京都ルート」だけであることの確認を求めたが、馳浩石川県知事は、「米原ルート」の再考を盛り込むように要望した。
三日月大造滋賀県知事は、「米原ルート」について「滋賀県が求めていないことを押し付けられるのは好ましくない、欲しいと言っていない米原ルートについて言われることに戸惑う」と語った。
「小浜・京都ルート」が前に進まないのは、日に日に工事費用が高騰し当初2・1兆円から最大5・3兆円まで膨らみ、工期も当初15年から30年へと大幅に伸びる可能性があり、現時点の試算でも費用対効果の採算点である「1」を大きく下回り採算が合わない投資であることが異論の原因である。
滋賀県商工会議所連合会総会の席で各会議所の役員からは「米原ルート」の再検討を求める声もあった。
さらに、「米原ルート」が実現すれば県内工事業者に数千億円規模の工事発注見込め滋賀県への経済効果は大きいと考えられる。
県政には、民意の反映と地元経済の活性化を願いたい。

